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2007年4月20日 (金)

Walk on the wild side(その1)

やっと書きました。ジャルジャル初の東京での単独ライブ『ジャルってんじゃねえよ』の感想です。砂かぶり席で見られたのは、のちのち意義深いことになるのかしらね~。ま、邪魔になるぐらいの期待ならしないほうがね、なんてね。では行きますわよ。

『ジャルってんじゃねえよ』(シアターブラッツ)

オープニング・漫才?

いきなり漫才かと思いきや、「春だというのに寒いですね」「でも今一番寒いのはオレたちやんっ!」で終わってしまう、例によっての紋切り型漫才。いいですね、この感じ。

『価値観』

バイトの面接。後藤さん扮するバイトの面接に来た人は、「こう見えて、結構、年いってるんですよねぇ…」と言いながら20代で見たまんま。さらに、バイトもかなり入れると言っていたのに月に1日ならできるとか、妙な価値観を持った人物。最初は後藤さんのほうが変なキャラクターなんだけど、次第に福徳さん扮する店長も「同じぐらいの年」と言うので年齢を聞いてみるとガッチリ中年とか、いろいろ価値観がずれてることが分かり…というコント。フツーならどちらか一方だけが変な人の役なのかもしれないけどね。そこがジャルジャルっぽさなのかも。

『大事な部分』

最初からいきなり笑い転げている2人。どうやら共通の友達の話題で爆笑しているようで、福徳さんの話を聞く後藤さんは、もはや何を聞いてもおかしいという笑いのツボに入り込んでる状態。そして肝心の話のオチがくるんだけど…「え?何て?」福徳さんのカツゼツの悪さが致命傷になり、本当に爆笑すべきところで何を言ってるのか全然分からないのです。福徳さんは大笑いしてるけど、後藤さんはポカーン。何度か聞いた末に分かっても、もうまったく面白くない。途中まであんなに赤くなるほど笑ってたのにねぇ…。見てるほうまで歯がゆくなりそうなネタでした。

『家庭教師』

これまでにも「家庭教師」シリーズ(勝手に命名)がいくつかあったけど、今回は家庭教師の後藤さんが暴力的。机を蹴り飛ばしたり、机の上に足を上げたりと、生徒の福徳さんを挑発しているかのよう。で、さすがに辛抱たまらず、福徳さんも後藤さんに何度もくってかかるわけですが、いつもすぐにヘッドロックを決められ太刀打ちできません。そんな鬼のような先生なんですが、実はひそかに生徒の受験を案じていて…というネタ。途中までのやり取りが激しい分、最後のオチが効いてます。思わず、「ああ、よかった」と笑顔になる感じ。

『変装』

警察の取調室。長い間、事件を追いかけてきた刑事とその犯人がついに対峙!のはずが、実はどちらも別人になりすましていたのです。「ベリベリベリベリ…」とルパン3世よろしく顔の変装をはがすと、2人の関係は上司と部下になったり、母親と子供になったり、近所の店から出前に来たバイトくんと刑事になったり、夫と妻になったり、さらには夫の不倫相手と妻の対決になったり…と思わぬ展開に。最後は2人の正体も分かり、一件落着。何度かテレビで見たネタだったけど、好きなコントだったので初めからニヤニヤしてました。登場人物が若干多めになっていたようで、それもうれしかったりして。やっぱ生ってすばらしい。

『「キャー」と「わっはっはっはっ」』

タイトルどおりのコント。設定はまたもやバイトの面接ですが、面接に来た福徳さんは臆病で、やたら驚いては「キャー」と叫ぶので、店長の後藤さんも困ってしまいます。ところがこの店長、妙な特徴の持ち主。それが笑うときにはっきり「わっはっはっはっ」と声に出すこと。だんだんと舞台は「キャー」と「わっはっはっはっ」の掛け合いのようになっちゃいます。後藤さんが驚く福徳さんをなだめるセリフも らしい感じがして面白かったです。

『リアル漫才コント』

得意の紋切り型の漫才スタイルで、「学生時代が懐かしい」と言うフリの後、コント部分へ。ところが、ここで机や教卓、ロッカー、果ては鉢植えの木まで持ってきてわざわざ教室を再現。まさにリアルな漫才コントを展開します。机に座って居眠りのふりをしている後藤さんを「漫才中やぞっ!」と注意する福徳さんもオモシロ。コレもテレビで見たネタでしたが、舞台で見られてうれしかったっす。

『しりとり』

後藤さん扮する老舗の寿司屋の大将と、福徳さん扮するその従業員がしりとりをするコント。絶対勝てると自信をみなぎらせる大将は、負けたら寿司屋の本店と2号店を福徳さんに譲るとまで言い出します。そうなってくると、ただのしりとりも遊びの域を超えることに。福徳さんが最後の言葉が「ち」で終わる言葉ばかりを並べる「ち」攻めをしますが、後藤さんの大将も限界まで耐えた挙句、「ちち」で形勢逆転。今度は福徳さんが苦しみます。さらに途中には、福徳さんが今の店を大将が嫌う回転寿司チェーン店にしようと考えていることまで発覚したり、「ち」攻めに続く「す」攻めがあったりと、両者の戦いは壮絶を極めます。でも、そういう戦いこそ幕切れはあっけないもの。おそらくこの日、一番長かったであろうコントは、この後、続編(『第2の人生』)も待ち受けていました。

後半に続きます。

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