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2007年11月24日 (土)

Something NEW

さて、東京でも『M-1』3回戦が始まりました。あとで加筆訂正などするかもしれませんが、とりあえずざっくり振り返っておきます。

『M-1グランプリ2007』3回戦・第1回(ラフォーレミュージアム原宿)

例年ならば、すべてルミネtheよしもとで行われる3回戦ですが、今年は初日のみ2回戦と同じラフォーレミュージアム原宿で開催されました。出場したのは30組。「え?これだけ?」と思っちゃうのは、もはや『M-1』にヤラれちゃってるのかもしれません(苦笑)。場所の問題などもあったのか、スタートは17時。MCのはりけ~んずのトークもたっぷりあったのに終わったのは19時ごろで、これまでと比べるとだいぶあっさり終了したような気がしました。

結果はすでに発表になっている通り、7組が合格。妥当な感じもするけど、もう少し多くても疑問がなさそうな印象も受けました。ほかにも面白かったコンビがいくつもあったんですが、この30組を見ただけでは合格を決断しにくいところもあったのかなあなどと、例によってのシロート考え(苦笑)。寸評もなかったので詳しいことは分かりませんが、個人的な感覚としては、常連コンビにイマイチ新鮮味がなかったような気もしました。面白かったし、笑いも起きていたし、もちろんネタだって違うものをやっているんだけど、「前にも見たよなあ…」という感覚がぬぐいきれないというか何というか。良い方向に行けば、それは「安定感」ということになるのでしょうけどね。

今回の合格者の中で私が面白かったと思ったのは、POISON GIRL BANDとブレーメン。POISON GIRL BANDは鳥取と島根の見分け方というネタだったのだけど、今までのようにじんわりと笑いが起こる感じではなく、もっとはっきり面白さが伝わってくる漫才でした。いつもなら、2人がトップバッターだとちょっと心配になったりもするけど(苦笑)、これなら一番手もアリかなと。ブレーメンは おそらく今年の『M-1』で初めて見たコンビですが、ボケの方の超ポジティブなキャラが面白いですね。「10回クイズ」ネタはウンザリするほどいろんなコンビがやっていましたが、こんなスタイルもあるのかという感じ。まだシアターDのAGE AGE チャレンジに出演中の2人ですが、ネタどおりなら3年後はえらいことになるみたいです(笑)。

ほかには、三拍子が高倉さんのサブリミナル的な言葉が後につながるものになっていて、へぇ~っと思ったり、ザブングルが「くやしいですっ!」を大オチにしてないのが面白かったり。どちらも大まかなスタイルは変わらないのだけど、細かいところで手が加わっている感じがして、見ていても楽しかったです。平成ノブシコブシの破天荒漫才も前よりパワーアップしているような。それは単に勢いだけのことじゃなくね。準決勝も楽しみです。

このところ3回戦敗退が続いていたピースも今年は合格。又吉さんの妙な感じも良かったけど、言葉の意味の取り方のちょっとした違いが面白さにつながっていて、後に反芻(はんすう)したくなる漫才だった気がします。麒麟は2回戦に続いて以前やっていたネタだったようですが、準決勝はどうなんでしょうね。過去にもそういうコンビはいたし、今だからこそのおもしろさもあったような気もしたけど、去年のフットボールアワーを見た感覚ともちょっと違って物足りなさが残る感じがしました。

不合格組では、いとうあさこさんと大輪教授の急造コンビ、いとう★教授が私は好きでした。2回戦も会場で見ましたが、ネタも違っていたし、3回戦のほうが面白かった気がしたし、ひょっとしたらひょっとする?などと思いながら見ていました。追加合格になるかなあ、どうかなあ。

2回戦の初日の寸評で、「過去の準決勝・決勝進出組も、3回戦は『この程度で大丈夫だ』と思ったらそうはいかない」といったような話があったけど、昨日の結果はまさにそんなことを感じさせるものだったと思います。2日目の今日は出場者も多く、長丁場が予想されますが、楽しい漫才がたくさん見られるのを期待したいです。

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