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2007年12月 9日 (日)

Chaos Panic

ついに今年も準決勝まで来た『M-1グランプリ』。今回も何とかかんとかチケットを入手して見に行くことができました(感謝)。なので、その感想をざっくりと。

『M-1グランプリ2007』準決勝(ルミネtheよしもと)

この日の出場者は34組。ここまで来れば、もはやレベルの差はほとんどなく、あとは笑いの神様に運命を託すのみ、といった感じ。ただ、全体としては「もっと面白かったはずなのになあ…」と思う芸人さんたちもかなりいたような気がします。例年なら、準決勝は2回戦・3回戦と同じネタを手直ししてかけるコンビが多いのですが、今年は予選を放送したせいもあるのか、今までと違う漫才をした人たちがかなりいました。確かに、新鮮さやバリエーションの広さのアピールにはなったと思うのだけど、ここまでを見ているだけに「もっと笑いたい~っ!」と思わせるネタもあり、その辺は少し残念に思ったりしました。

かなり期待していたパンクブーブーも、人を驚かすネタでとても面白かったんだけど、どうなるでしょうね。意外性で驚かすというフリに「オレ、日曜日は教会に言ってるんだぜ」というところは斬新でしたが。2回戦の命乞いネタの方が畳み掛ける感じがあって、私は好きでした。サンドウィッチマンもしかり。最初から意気込みが感じられる漫才で、結婚式のスピーチネタをしていましたが、気負いすぎているところもあったような…。3回戦まで見た中では、個人的期待の2組なので、良い結果が出ることを祈りたいと思います。

三拍子も今までと違うネタをしていましたが、構成自体もこれまでに見た漫才とはだいぶ違っていたんじゃないでしょうか。刑事になりたいという話だったけど、動きが多用されていて、高倉さんが意味があるのかないのか分からない言葉をつぶやくくだりはナシ。2回戦・3回戦とまるで違う漫才はどう判断されるんでしょうね。

ここまでも楽しませてくれたPOISON GIRL BANDは、準決勝もかなり面白かった。ホームランの後のガッツポーズの仕方をネタにしていたけど、吉田さんが阿部さんに話を合わせるスタイルじゃなく、見る側の立場で突っ込んでいく形になったのが良いのかも。会場も拍手が出るほど沸いていましたトータルテンボスの旅館ネタも受けていたと思います。この2組は決勝進出有力候補かも。

過去に決勝に進んだコンビとしては、他にタイムマシーン3号も面白かったです。だいぶ前からデブネタ一辺倒ではなくなっているけど、ガリガリ君の当たりが出続けるという不思議なネタはうまい具合にそれを活かし、さらにホラーっぽい見せ方で笑わせるところもあって楽しい漫才でした。2年ぶりの決勝進出も期待できるかなあ。

昨日は『M-1』のために結成されたコンビも2組出場。それがサバンナ・八木さんとなかやまきんに君のザ☆健康ボーイズと、増谷キートンさんと椿鬼奴さんのBODYです。健康ボーイズは何とトップバッターで、私としてはいきなりメイン料理がきちゃった状態(苦笑)。2人の問答のような筋肉クイズも、制限時間が延びたおかげでボリュームアップ。野菜サラダのくだりも加わり、いっそうヘルシーでした(笑)。BODY3回戦と同じネタで本当に面白かったんだけど、仮に決勝に進んだ場合、内容的にどうなんですかね?急造コンビとして初の決勝進出の可能性はゼロではないかも。

他のコンビもみんな本当に面白かったです。でも、大会審査委員長を務める島田紳助さんいわく、『M-1』で優勝できるのは「魂を込めた漫才」なのだそう。技術や面白さが当然あった上で、さらに魂をぶつけ合った人たちがチャンピオンになれるんだそうです。それはおそらく、準決勝から決勝に進むときでも注目されるところでしょう。

いくつか決勝進出候補と思った人たちを挙げながら感想を書きましたが、今年は絶対的な有力候補が見つけにくく、正直、どうなるのか全然分かりません。例年通り、結局大阪勢に押されるのかもしれないし、東京の吉本以外のいわゆる「他事務所」勢が頑張ってくるかもしれません。とにもかくにも、明日の発表を楽しみに待ちたいと思います。

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