2008年12月22日 (月)

チャンスは昨夜

はあ~、終わりましたね。今年の『M-1』も。

端的に言うと、今年は「もう誰が優勝してもいいや」という決勝だったと思います。それはもちろんいい意味で。どのコンビも甲乙つけがたく、島田紳助さんがおっしゃっていたとおり、「好み」で何とか点差がつくような、そんなレベルの高い大会でした。

前にも書いたように敗者復活戦は現地へ見に行き、例年どおり、今年のチャンピオンが決まる様子も会場の大画面で見ていました。優勝が決まった瞬間は、NON STYLEのファンの多さを再確認。たくさんの人たちが待ち焦がれていた時だったのだと思います。

思えば2年前、NON STYLEは決勝進出こそ逃したものの、かなり期待されており、敗者復活戦から勝ちあがる有力候補と見られていました。ところが、有明コロシアムで行われたその大会、登場順の1番を引いたのはなんとNON STYLE。名前がコールされた瞬間、詰め掛けた人々からため息が漏れました。
前年のトップバッターだったライセンスは、井本さんが「1番に出て決勝に行けるわけないやろーっ!」と叫んでいたわけですが、チャンスがゼロではないにしろ、その後60組近いコンビが出ることを思えば相当不利。全出場者のネタが終わり、テレビの放送に合わせて舞台に出てきた時の2人の表情には何とも言えないものがありました。そしてこの年、見事決勝に進んだのは、前年の1番だったライセンスでした。

去年の敗者復活戦は皆さんご存知の通り、サンドウィッチマンが選ばれ、あれよあれよと言う間に1000万を勝ち取ったわけですが、敗者復活戦の会場ではNON STYLEを推す声もかなり聞かれました。会場の受けもとてもよかったし、ご本人たちも手ごたえを感じていたんじゃないかと思います。かく言う私も、これはついにイキリ漫才が身を結んだかと思っていたわけですが、勝利の女神はそう簡単に微笑んでくれないようで、この年も残念な結果に。サンドウィッチマンから始まったいい流れの中での気合いの入った漫才で、本当に面白かっただけに勝負の難しさとか冷酷さみたいなものを感じた敗者復活戦でした。

そうして迎えた今年はストレートで決勝へ。イキリ漫才以前のような形+αという感じで、なんというか今まで蓄えてきたものが見えるような、楽しい漫才だったような気がします。それは、懐かしの「道路の街灯」が出てきたからというだけではなく(笑)。とても面白い漫才でした。

それから、「トークの力がない」と面白がって言われ、そういう流れになってるけど(笑)、私はあると思いますっ!(by天津・木村さん)。しばらくご無沙汰になってしまいましたが、『ヨシモト無限大』のトークはファンダンゴ時代には録画してまで見てました。当時の『無限大』は、お客さんの年齢層が意外と幅広く、親子でファンという方々も。単独ライブもそんな感じでほっこりした雰囲気でしたが、これからは更にいろんな層の人たちに注目されていくのでしょう。

ちなみに、今朝の『スーパーモーニング』(テレビ朝日)では、元朝日放送の赤江アナが石田さんのお母さんの話をしていたけど、そのうちあのお母さんの面白さが全国を席巻するときが来るのかもしれませんね(笑)。あとお兄さんのエピソードとか。なんだ、いつでも『すべらない話』に出られるじゃん(笑)。

というわけで、NON STYLEにまつわるエトセトラでした。これからどうなっていくんだろうねぇ~。

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2008年12月20日 (土)

いいじゃないの、面白いなら

あれよあれよと言う間に、明日は決戦の日。もちろん『M-1グランプリ』のことです。出場順も以下のようになりました(今年の東京予選の感想はコチラをたどってください)。

(1)ダイアン
(2)笑い飯
(3)モンスターエンジン
(4)ナイツ
(5)U字工事
(6)ザ・パンチ
(7)ノンスタイル
(8)キングコング
(9)敗者復活戦勝者

まず今年の選考ですが、例年のように議論が起きることもなく、順当だったんじゃないかと思います。このところ、「××枠」みたいなことにこだわったり、変にテーマみたいなものが作られたりして、どうも3回戦までと準決勝の選び方に違いがあるような感じもしていたのですが、今年は何かにとらわれることなく、本当に準決勝で面白かった8組が選ばれたと思っています。去年、敗者復活戦で勝ち上がったサンドウィッチマンが優勝したことも関係あったりするんでしょうか。そういえば、今年の準決勝の審査員は例年より人数も多かったですし、新たに加わった方もいたようでした。

選ばれた8組はバラエティ番組が増えたこともあって、『M-1』に少なからず興味をもっている人にとってはどこかで1度は見たことのあるコンビばかりだと思います。今までなら決勝進出者が発表になると、必ず何組かは検索ランキング上位に入っていたけれど、今年はU字工事の名前を見たぐらいでした(それも1,2回程度)。
でも、その一方で出場コンビの長い漫才ネタを見たことがあるかというと、テレビではなかなか見る機会がなかった気がします。逆に「ショートネタやあらびき芸なら知ってるけど…」という人は多いでしょう。だからこそ、出場する人たちは「テレビに求められたものではなく、自分たちの本当の漫才を見てほしい」と思っているはず、たぶん。長いネタ、特に漫才はテレビでなかなか見られるチャンスがありませんが、若手の面白いコンビばかりが集まったこの大会で是非その楽しさを見せつけてほしいし、見る側も審査は審査員の大御所にお任せして、是非楽しんでほしいと思います。

とは言え、やっぱり優勝の行方は気になるもの(笑)。あちこちに予想が出ていますが、私は「審査員の皆さんは意外と出場コンビのネタをよく知らないことが多い」というのもひとつのポイントかなと思います。去年優勝したサンドウィッチマンも、予選を見てきた一般人のほうがよく知っていたぐらいですし、今大会の出場順を決める抽選会の時点で、島田紳助さんにとってナイツは無名の存在だったようです。
だからといって、明日の本番まで予備知識ゼロとは言えませんが、いずれにしても、ネタを見る回数は劇場にまで足を運ぶ、お笑いファンのほうが多い場合もあると思います。もちろん、審査をする方々は「笑いのプロ」ですから、既にその時点で一般人とは評価の仕方が違うわけですが、今までに見た回数というのも結果を左右する要素のように思います。
今年は初出場が多く、しかも東京を拠点とするコンビがほとんどです。なので、これまでに決勝進出経験があるダイアン、笑い飯、キングコングは今までと比較しながらの審査になると思いますが、それ以外は本当に明日の一発勝負かもしれません。

というわけで、優勝は初出場コンビが…と言いたいところですが、個人的には期待をこめて笑い飯兄さんに!と言っておきます。予想というより、むしろ希望ね(笑)。出場順とか、どんなネタをやるとか、いろいろ条件はあるけれど、ここまで来たらあとは何となくの印象と期待で(じゃあ上であーだこーだ書いたのは何なんだということになるけど、そこがシロート・笑)。ここ2年ほどは最終決戦も逃していますが、2005年の『ハッピーバースデー』のネタに続く、大バカなネタを期待したいと思います。最後は2人の思い切ったダブルピースを見てみたいです(笑)。

そして忘れてならないのは敗者復活戦。もちろん今年も現地に行きます!もう4年連続で毎年寒空の下、日がな一日、外で漫才を見ているかと思うと我ながらあきれてしまいますが、どうも病みつきになってしまう独特な面白さがあります。
どういうわけか毎年、現地観戦組の勝ちあがり予想はかなり絞られ、ほとんどの人が予想を的中させる結果に。激戦と思われる敗者復活戦ですが、実は意外と混戦になりません。冬の屋外で最後の1枚の切符を賭ける過酷な戦いでは、実力と気持ち、両方をうまく出し切り、更に運を味方につけるのは本当に難しいことなのでしょう。
そして、いよいよ決勝の放送が始まり、9組目が出場すると、それまで別のコンビを応援していた人たちも、息を呑んで大画面に注目し、みんな一丸となって心の中で応援します。そして結果にため息が漏れることもあれば、去年のような奇跡の大逆転に歓喜の声が上がることもあります。年に一度、お笑いどスケベな人々の一体感が生まれる瞬間です(笑)。

今年、どのコンビが大井競馬場に詰め掛けた人たちの応援を一身に受けることになるのか、それは優勝者を予想するより難しいでしょう。今年は大阪予選をまったく見ていませんので、もし東京から選ばれるならと考えると、やはりパンクブーブーに頑張ってほしいところ。準決勝のネタも受けていたし、去年までなら通過してもおかしくなかったと思いますが、ほかのコンビが良すぎた感がありました。なので、ここで奮起を期待したいです。あとは、チーモンチョーチュウ、それから予選と違うネタで同じぐらい会場を沸かせればピースにも勝機がありそうな気がします。

そんなこんなで、明日は丸1日『M-1』モード。ううっ、楽しみすぎる…。バカオトナ万歳!

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2008年12月 8日 (月)

決勝進出者8組、発表!

発表になりました~。
あとで出場順が決まるかと思いますが、とりあえず貼り付けておきます。
決勝に進んだ皆さん、応援していた皆さんおめでとうございます。残念だった皆さんも敗者復活戦でもう一度スゴイヤツを見せてください。

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12/6(土) 7(日)に行われた準決勝後の審査会議の結果、以下の8組が決勝進出を果たしました。この8組に、12/21(日) 東京・大井競馬場で行われる敗者復活戦の勝者1組を加えた9組で優勝が争われます。

決勝進出者(エントリー番号順)
キングコング(よしもとクリエイティブ・エージェンシー 東京)
ザ・パンチ(よしもとクリエイティブ・エージェンシー 東京)
ダイアン(よしもとクリエイティブ・エージェンシー 大阪)
ナイツ(マセキ芸能社)
NON STYLE(よしもとクリエイティブ・エージェンシー 東京)
モンスターエンジン(よしもとクリエイティブ・エージェンシー 大阪)
U字工事(アミーパーク)
笑い飯(よしもとクリエイティブ・エージェンシー 大阪)
http://www.m-1gp.com/top.htm
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準決勝だね~ 準決勝だよ~

ざっとM-1準決勝の感想を書いておきます。2回戦、3回戦については、ここをたどっていくと見られますです。

『M-1グランプリ2008』準決勝(メルパルクホール)

これまでの会場だったルミネtheよしもとから、今年は収容人数の多いメルパルクホールに移動。でも笑いの戦いのほうは例年と変わらず白熱していました。

全体的な感想としては、「3回戦のほうがもっと面白かったのに~」というコンビが多かったような気もします。ただ、こういうコンテストでなければ「今日のライブはみんなすごく面白かったね~」と言いながら帰る、そんなレベルの高い準決勝でした。

だから、どのコンビが抜けるのか、それはまったく分からないけれど、ナイツは固いんじゃないかと思います。例によって、せっかくヤホーで調べたのに記憶違いという漫才でしたが、今回は宮崎駿ネタ。たぶん、どこかで何度か見たことがあるはずなのに、改めて笑ってしまう、しかも爆笑してしまうのはなぜなんでしょうね。この準決勝で一番受けていたように思いました。
それから、ノンスモーキンの告白ネタも3回戦から引き続きだったけれど、指で登場人物を表現しちゃうのはありそうでなかったし、面白いですねぇ。海外大物ゲストにもオドロキですが(笑)、最後の出演者紹介が効いてます。もしかしたらチャンスがあるかも?
ならば、ザ・パンチもちょっと捨てがたいかもしれません。ずっと同じスタイルを貫きつつもちょっとずつ手を加え、批判も受け入れて頑張ってきたようですし、そんなところも含めて見ると華やかな決勝の舞台に立ってほしい気もします。今回は勘違いなニュースキャスターになるネタ。「注意されてる時のギター」がツボでした。
U字工事の栃木を愛するネタもベリーグゥ。でも、実はいつも敵視していた茨城にも複雑な感情があったようで、3回戦の漫才とはまた違う感じで笑わせてもらいました。去年、ミラクルを起こしたサンドウィッチマンと一緒にトークライブなどもしていたようですが、今年はU字工事も決勝に進めたりしないでしょうかね。

チーモンチョーチュウ、ピースもかなり受けていたように思いますが、どうでしょうか?チーモンは3回戦と同じ「3文字の言葉」ネタ。迷子になった子供を助けるはずが、意外な展開になり…という話でとても面白いのですが、3文字ネタは『M-1』でも今までに見たことがあり、審査員にはどう映るのかなと思ったりします。
ピースは2回戦、3回戦と同じ「学生時代の思い出」のネタで登場。もちろん、新しい要素を加えながら勝ち上がってきた訳ですが、2度見てるのにまだ笑えます。私の中では『ワイ!ワイ!ワイ!』からずっとお馴染みの2人にも頑張ってほしいですが、ずっと同じネタだったところが、こちらも審査する人にとって何か影響があるのかしら?とシロート丸出し(笑)。
個人的には、ついに起死回生のスタイルをつかんだと思ったイシバシハザマもとてもよかったし、受けていたけれど、漫才というよりコントになっちゃうのかな~というところがちょっと気になります。「スヌーズ機能」あたりがミソだったでしょうか。

キングコング、NON STYLEの2組はどうでしょうね。どちらも『M-1』への熱い思いを見せることが多かったですが、その上でここまで進んでくるのはすごいことなんだろうと思います。キングコングは肝試しのネタで面白かったですが、次に出てきたのがナイツだったので、それと比較するとちょっと印象が薄くなっちゃったかもしれないですね。NON STYLEは「おぼれた子供を救助する」ネタでした。

そういえば、今回はビミョーに内容がちょっとだけかぶる漫才がいくつかあり、偶然とは言え不思議な感じでした。後に出てきたほうが見た目では不利になるかもしれませんが、それもコンテストの妙というところでしょう。

そんなわけで、個人的にはここに挙げたコンビのどれかが今日の記者会見に登場するかも…と思ったりしています。大阪の準決勝はダイアン、笑い飯、モンスターエンジンという声が多いみたいですね。実際見に行った人からも同じような話を聞きましたが、果たして…!

決勝進出者の発表は本日午後。楽しみにしたいと思います。

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2008年12月 7日 (日)

かるくふりかえり

さて、『M-1』は本日が東京準決勝。昨日の大阪の様子もチラッと聞いたりしましたが、どうも例年の様子とは違ったようですね。

少し前までは、完全な「西高東低」があったように感じていたのですが、去年あたりからどうも雰囲気が変わってきているような。その理由ははっきりは分からないけれど、東京でもテレビに出る可能性が増えたことや大阪で面白いと言われていた芸人さんたちが拠点を東京に移していることとか(『M-1』に出られるキャリアかどうかにかかわらず)、そのあたりも関係あるなのかな~なんて考えたりしています。
今日の準決勝@東京の出場者は、3回戦でも会場を沸かせたメンバーばかり。おなじみの準決勝進出者も蹴落とし、本当の激戦を勝ち抜いてきたわけですから、期待しないほうが無理というものですわん。大阪の3回戦を戦ったケツカッチンとキングコングは初見になりますが、どんな戦いになるのか本当に楽しみです。

で、3回戦は2日目の様子までは既にこことかここに書いたとおりで、3日目も もはやうろ覚えなのですが、チラッと。

3日間のうちで一番合格者が少なかったわけですが、それは仕方がなかったかも。決して笑いが少なかったわけではないけれど、今年は動きより言葉の掛け合いの面白さで見せるコンビにチャンスがありそうで、そういう意味ではグランジのような感じは残念だったかなあと。命がけのじゃんけんのネタは面白かったんですけどね。
昨日の大阪での準決勝に出場したダブルネームはモノマネのコンビ。エグザイルの『Lovers again』の歌詞を、「街で見かける有名人」というテーマに変えて歌ってました。3回戦を勝ち抜いた中ではかなり異色という気もしましたが、「♪若乃花~」のフレーズが今も頭に残っています(笑)。
ほかの合格者では風藤松原とかはりけ~んず・前田さんのお気に入り(笑)、流れ星が思いのほかの面白さで準決勝も楽しみ。風藤松原は「やだね~」じゃなくなってたんだよね。今年はさらりと予想を裏切ってくれるコンビが多くてワクワクします。
あとは前田さんの流れ星・瀧上さん萌えの姿と中山きんに君のステキなGジャンが、今も目に焼きついております(笑)。

今年は追加合格もなく、東京は40組で準決勝を戦います。この中から何組が勝ち残るんでしょうね。楽しんできます、今夜(雑感はコチラ)。

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2008年11月16日 (日)

Play it loud!

今日もとりあえず書いちゃいます。

『M-1グランプリ2008』3回戦・第2回(ルミネtheよしもと)

今日も過去の準決勝経験者・常連組の中で涙を呑むコンビがいましたが、個人的には昨日ほどの波乱の結果ではなかったような気がします。もし追加合格者が出るなら、今日より昨日のメンバーの中からかなあ…なんて思ったりしました。

さて、本日の出場者も45組。思いっきりマジックを披露したキャラメルマシーンや、いつもどおりに臼と杵を担いで登場し、途中にはなぜか吉川コウジの歌まで歌っちゃったクールポコ、ほとんど1人のつぶやきに近かったアマチュアのサイレンツなど、「漫才」とはちょっと違うコンビもいましたが、みんな今持っている力を十分に見せていたと思います。だって面白かったもの。

合格者は昨日より多い16組。そう考えると、昨日の審査は少し厳しかったような気もします。
今日の合格者の中では、ザ・パンチが一番受けてたんじゃないでしょうか。今日の漫才はアナウンサーネタ。浜崎さんが身の程知らずで とんちんかんなセリフ(笑)を吐き、松尾さんが不憫な相方を嘆くいつものパターンだけじゃなく、それにプラスアルファの面白ポイントもあり、客席からは拍手も。最後のたたみかけがすごくて、唯一、涙を流して笑わせてもらいました。
ほかにはハイキングウォーキングが良かった。以前『レッドカーペット』でオーダーメイドのスーツを作るコントをやっていましたが、今日の漫才はあのスタイルでした。だから、スーパーイリュージョンはナシ。飛び道具がなくても大丈夫です。あんな焼肉屋さんは行きたくないけど、傍から見てる分にはすごく面白かったです。
トップバッターながら合格した囲碁将棋は初の準決勝進出でしょうか?「最初からこんなに面白かったらどうなるんだろう」と思ったネタは、色っぽい話なんだか怖い話なんだか…といった内容。ストーリーだけなら落語っぽいところもあるかも。そういえば、去年、根建さんが内容として出場したときのネタも好きでしたが、もうやらないかな。

それから、やっぱりイシバシハザマに触れておかねば。先日、お笑い好きの人たちと会った時にも、彼らの東京での歩みと今後の行く末を勝手に案じていたのですが(笑)、久しぶりに準決勝進出!ヨカッタ、ヨカッタ。イシバシさんは気合いの表れなのか、今日のこととは関係ないのか、頭が坊主のようになっていて、客席のざわめきがしばらくやみませんでした。ネタは「おかしな話」なんだけど、従来のショートネタを組み合わせるのではなく、1つのシチュエーションの中で話が展開し、2人で揃って言う(歌う?)ところがツッコミになっていました。いつからこういうスタイルに変わったのか分かりませんが、ついに見つけちゃったかもしれませんね。

あとはピースはお客さんの反応が良かったような。2回戦のネタにいくつかほかの要素も加わって面白かったです。ナイツのボケまくり漫才ももちろん大受けでした。マイケル・ジャクソンはコメディアンじゃないから(笑)。楽しみにしていたパンクブーブーも寿司屋のネタ(リアルなそっちじゃないっす・笑)できっちりトリを務めました。その1つ前の東京ダイナマイトは、このところの予選では何となくモヤっとした気持ちを感じてしまうことが多かったけれど、今日はただコンビニにお使いを頼むだけの話にかなり笑わせてもらいました。そして、チーモンチョーチュウの3文字漫才はどこまで続くのでしょう?迷子のシチュエーションでしたが、いやはや、やろうと思えばこんなにいろんなパターンが出来るわけですね。意外な展開もオモローでした。

というわけで、東京の3回戦は明日が最終日。注目は、ザ☆健康ボーイズと流れ星くんの登場に対するはりけ~んず・前田さんの反応でしょう(笑)。

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2008年11月15日 (土)

夢の職と書いて「夢職」

『M-1』3回戦@東京を見てきました。たぶんいろいろ気になって眠れないので、頭の中の整理も兼ねてざっくり雑感など。

『M-1グランプリ2008』3回戦・第1回(ルミネtheよしもと)

いやはや、驚きの結果でした。過去の準決勝経験者はおろか、常連だったメンバーも軒並み脱落。キャン×キャンも超新塾も三拍子も次に駒を進めることができませんでした。どうやら今年は本当に厳しい戦いのようです。

いつもの素人考えですが、今日の3回戦は新鮮味が感じられなかったコンビにはちょっと厳しかったような気がします。今は芸人さんがテレビに出る機会も多く、どこかで披露したネタで挑んでくるのはごく当たり前のことだと思います。だけども、過去に何度か見たことがあったり、今までの予選で使っていたりしたものを手慣れた様子で見せちゃうと、勝ち残るのはなかなか難しいように感じました。

さて、本日の出場者は45組。うち13組が合格しました。中でも印象的だったのは磁石、U字工事、マシンガンズ、ジパング上陸作戦です。
磁石は今まで見た中で一番面白かった。何というか、最初のそれぞれの出身県を言うくだりを含め、ムダがそぎ落とされた感じとでもいいましょうか。結婚式のスピーチネタは何かで見た気もしますが、それでもなお新鮮味を感じつつ笑わせてもらいました。
U字工事は栃木を愛し、茨城を敵視する(笑)いつものタイプのネタでしたが、あそこまで故郷への愛情と茨城への思いを見せつけられたらもうお手上げ。いい武器を手にしちゃいましたね。カルシウムは牛乳ではなくかんぴょうから。
マシンガンズは『爆笑レッドカーペット』を見ていても思うのですが、文句のチョイスが見事。ややもすれば、嫌悪感を抱く可能性もあるのに、カラッと笑える2人の漫才は本当に面白いです。今日は、最初に客席に向かって言った「審査するような目で見るな!」「メモを取るな!」が小気味よかったです(笑)。そうそう、まずは笑いましょうよ。
ジパング上陸作戦は毎年思うのだけど、外国人と日本人のコンビなのに、ありがちな外国人が自分や母国を卑下するネタになってないところがグー。それはチャドさんの日本への馴染み具合もあると思うのだけど(笑)。今日はチャドさんがストーカーされる話。日本人コンビ用に書き換えても通用するんじゃないでしょうか。

ほかの合格者の中には、アマチュアのクロンモロンも入っています(公式サイトはコチラ)。『M-1甲子園』に出場経験があり、アマチュアながらあちこちのライブに参加しているみたいです。初めて見ましたが、今日の白雪姫のネタは相当面白かったです。準決勝もお楽しみに~。

まだ追加合格の可能性もあるそうですが、2回戦でも見たタボンはどうかな~。客席の反応はとても良かったと思うのですが…。

ちなみに、本日のMCはリットン調査団。タイトルは水野さんが紳助さん気分で言っていた言葉です。美しい気もするけど、読み方は「むしょく」(笑)。でも「3分間を戦った出場者に拍手を」には大いに同意しました。

明日以降も波乱が待ち受けているのか、それとも常連が順当に勝ちあがっていくのか、そんなところにも注目しつつたっぷり笑ってきたいと思います。

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2008年11月12日 (水)

まとめとく

11月に入って全然更新してなかったことに気づかなかったワタクシ…。たっぷり書こうと思っていた矢先に突然の発熱なんてこともあり、微妙なアンラッキーを味わったりしていました(笑)。

で、『M-1』も気がつけば2回戦がすべて終了。
私は前回書いたとおり、初日を見に行き、さらに11/1のラフォーレ原宿での予選も後半戦を見てきました。

『M-1グランプリ 2008』2回戦・第3回(ラフォーレミュージアム原宿)

すでに結果は皆さんご存知の通りですが、今年は2回戦から3回戦への道がかなり激戦。去年の準決勝進出者もいくつか脱落しましたし、会場を沸かせたように感じても3回戦に進めなかったコンビがいました。
この日見た中では、ヒカリゴケの敗退はとても意外。コンパの時に陰口を言われる男子の嘆き、といった感じのネタで、お客さんもずいぶん笑っていた気がしましたが…。ご本人たちも手ごたえがあったようだったし、空気が重くなっていた会場の雰囲気を変えたのは2人だったのでとても残念でした。あとは去年は3回戦に進んだすっぽん大学も今年はここまで。全予選を見たわけではありませんが、今年はこういうマイクをはさんでやりとりするのではない、見た目が変則的なスタイルのコンビに厳しいような気がします。いや、確信はないんですけども。
きまぐれカウンターのありえないツッコミは後にいくに従ってウケてたけど、合格する/しないとは別の次元みたいな感じでしたね。是非『あらびき団』あたりで救済していただきたく(笑)。今年の『M-1甲子園』で優勝のシカバネも面白かったですが、プロの間では厳しかったでしょうか。高校生に「子供の頃が懐かしい」と言われるのは何だか違和感と思うのは、年齢のギャップのせいかね?(苦笑)

合格者のほうでは、フリーの浜口浜村は準決勝も楽しみ。漫才の本筋とは別の「最後のつぶやき」でキャッチボールが成り立つネタはサブリミナルな感じ。ちなみに2人は名古屋吉本所属だったとか。一念発起が吉と出るといいですね~。
あとの合格者は順当という感じでしょうか。期待のパンクブーブーはとりあえず間違いない感じで突破。もう一押ししてほしいのに!というところはこれから見せてくれるでしょう。チーモンチョーチュウは若干ドキドキするところもあったけど(笑)、「町がない…」の一言で復活。2人もいつもいい線行きそうな感じなんですが、今年はどこまで頑張ってくれるでしょう?久しぶりの南海キャンディーズは新鮮さもありつつで。でもやっぱり、しずちゃんは勝手に踊ったりするわけね。

というわけで、東京は今週末に3回戦です。個人的には『M-1』で一番面白いのは3回戦だと思っています。毎度長丁場の戦いですが、今年はいつにも増してレベルの高いかもしれません。大阪はどうなんすかね。毎年恒例ガリガリガリクソンさんの漫才がとても気になります…。

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2008年10月31日 (金)

ガンバレ ミンナガンバレ

今年も『M-1』のウワサが聞こえる時期になりました。というわけで、昨日は2回戦・第1日目の様子を見てきましたので、その感想など。

『M-1グランプリ 2008』2回戦・第1回(TOKYO FM HALL)

去年までは3日間だった2回戦が今年は5日間に。その分、終わる時間が少し短くなりましたが、それでもこの日の2回戦は11時に始まり、終わったのは17時ごろ。私は13時ごろから見始めましたが、そこそこ腰が痛くなりました(苦笑)。

で、昨日の出場数は93組。うち32組が3回戦に進みました結果を見ると、どこかで名前を聞いたことのあるコンビ/トリオがほとんどだと思います。5日間もあるし、総じて見てみないと判断がつきにくいところもあるのでしょう。とりあえず、絶対確実なところが選ばれたという気がします。

ただ、不合格だった中でも面白かったコンビがいて、アマチュアコンビのタパワチャと(株)あまつか商事(※追記:正しくは“商事”ではなく、“笑事”でした。すいません)は個人的には好きでした。タパワチャはマナカナちゃんをネタにした漫才で、2人のプロフィールや見分け方を説明していたはずがどんどんエスカレートしていくもの。(株)あまつか商事はうだつのあがらない課長と部下(という設定、ではなく、本当にそうじゃないかと思うのですが…。いや、「うだつのあがらない」以外のところね・笑)の漫才。どちらもまったくの素人とは思えない面白さでした。
名の知れたところではカノンの名前がありませんが、『あらびき団』でも見せる、卒業式の「呼びかけ」みたいなスタイルが引っかかったのでしょうか。内容は、園内の動物のほとんどがモルモットの「羽村動物園」を推すものでした。あとは、シーソーゲームも面白かったけどなあ。『エンタ』に出たことのあるコンビのようで、デートの時にがっつかない方法の漫才でした。

それから合格者のほうでは、テレビの出演経験があるコンビが多い中、初めて見た男女コンビのタボンが良かったと思いました。異性のコンビというせいで、何気ない一言が恋人同士と勘違いされてしまうというネタは言われてみればなるほどね~なエピソードのオンパレード。学生コントをするために2人で衣装を買いに行ったとき、売り場で「今度、このセーラー服着てやろうよ~♪」と言ってはいけないみたいです。「やる」のがコントとは思わないもんね(笑)。
それから、ピースも思った以上に面白かった。期待もしてましたが、久しぶりに見た2人の漫才は男女の出会いというありがちなシチュエーションがいろんな方面に広がり、次も楽しみな感じです。ほかには、おそらく決勝進出有力候補のNON STYLEキングコングも出場。なんとな~く、2組の漫才に似たような雰囲気を感じたのは私だけでしょうか。

そんなこんなで休憩を挟んでの4時間1本勝負は、若干の脳の疲労を感じながら終了。今までは途中で一旦会場を出て休憩しながら見てたけど、昨日は途中の再入場ができなかったので、厳しいといえば厳しかったかも。ロビーも出場の芸人さんたちがウロウロしているし、ネタ合わせをしてる人はいるし…で、ホールを出ても何だか落ち着かないんですよね~。
明日からは会場がラフォーレ原宿になりますが、向こうは再入場できるんですかね。行こうと思っている方は、そのあたりも考えておくといいかもしれません。

ちなみに、今年の『M-1』はそろそろパンクブーブーに出てもらいたいと思っているんですがどうでしょう?私の中では、去年はサンドウィッチマンと並んで「3回戦まで見た中で個人的に期待の2組」で、その前の2006年も決勝進出を期待したコンビだったのですが…。明日の2回戦に出場予定のようなので、出来れば見に行きたいと思っています。

というわけで、今年もアタシの『M-1』開幕でございます。

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