2017年3月 1日 (水)

ストーリーが見えちゃうほどのネタバレは無しで『T2 トレインスポッティング』の話

本日、『T2 トレインスポッティング』のマスコミ試写に行ってきました。
一言でいえば、大変良かったです!前作で衝撃を受けた人は全員行くべきです!!
…思い切って言い切ってみましたが、どうでしょう?

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前作から21年が過ぎ、あのときアホなことをしていた男の子たちはもはや40代。
ユアン・マクレガーが演じたレントンは46歳(と映画の中で言ってた)で、ロバート・カーライル演じるベグビーに至っては50代じゃないかというオッサンぶり。
ほかにも髪を染めたり、頭髪が薄くなったりと(どっちも髪の毛問題(笑))、あえて年齢を感じさせるところを見せつけてるんだけど、そんなことぐらいで落胆させられることなどない(むしろそれすら必要なものだと感じさせる)魅力的な作品でした。

映画の中には「ジョージ・ベスト」という名前が出てきます。
ジョージ・ベストはサッカー選手で、マンチェスター・ユナイテッドで活躍し、北アイルランド代表としてもプレーしました。また、そのルックスからアイドル的存在でもあり、たくさんの人たちを魅了したといいます。
全盛期のデビット・ベッカムみたいな感じ、というところでしょうか。
日本の野球選手に例えるなら、王・長嶋ですかね。
要は、「大人になっても少年のころの熱い想いをよみがえらせてくれる存在」というわけです。

40を過ぎてもなお、「オレ的プレミアムデイズ」に戻してくれる人。
何の悩みもなく、自分のことだけ考えていればよかったキラキラした時代。

最近は「年を取る」ことを「年を重ねる」と言ったりしますが、どうあがいても年齢は毎年1歳ずつ確実に取っていくもので、アンチエイジングだなんだといっても、そこにはどうしても抗えないものがあるわけで。
言葉を言い換えたぐらいじゃどうにもなりゃしません。

それから、年を取れば、考えねばならないことも多くなります。
家族のこと、これからのこと…。
心はいつだって昔に戻れるけれど、人生は後戻りできないし、すべきことは確実に増えてくる。
過去のツケが回ってくることもある。
それでもなんとか「人生を選び」、前に進まなければならない。

というわけで、公開前の個人的な感想ではありますが、『T2 トレインスポッティング』は21年という長い年月が経っていることを見せつけ、バカバカしくて自分勝手だった4人を通して、「年を取るということ」をじんわり感じさせる映画という気がしました。

…冷静に考えると身につまされるけど、そこは『トレインスポッティング』だからねー。
クレイジーなシーンが満載だし、映像もいいんだよねー。
前作と比べたら、明らかにお金かかってる感があって、でも舞台は相変わらずのスコットランドという相反する感じもまたいい。

てことで、『T2 トレインスポッティング』は4月8日公開です。

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2017年2月23日 (木)

久しぶりの更新は、映画『彼らが本気で編むときは、』取材の話など

いったんは「もう更新されないと思います」と言ってしまった当ブログですが、また思いつきで書いていこうかな、などと思っております。

先日、『彼らが本気で編むときは、』でメガホンをとった荻上直子監督にインタビューをしました。

「偏見をなくそう」という映画じゃない/『彼らが本気で編むときは、』荻上直子監督インタビュー | FILMAGA(フィルマガ)
https://filmaga.filmarks.com/articles/1073

今週末の公開なので、WEBをはじめ、雑誌やテレビなど、さまざまな媒体が監督や出演者の生田斗真さん、桐谷健太さんのインタビューを掲載・放送しています。

実は私、この作品は、本編を見る前に「完成披露試写会」の取材に行っていました。
そのとき、監督や出演者の皆さんの言葉から感じたのは、「ヤバい作品が来ちゃったよーっ!」でした。
なんというか、登壇している皆さんの一言一言に、「みんなが本気になり、一丸となって作った意欲作です」という想いを感じてしまったのです。

これはヤバい。試写では泣くことも覚悟しておかねばならんな。

そして後日、マスコミ試写に行ったわけですが、案の定、ほぼ号泣状態。
本編を見ながら3回泣き、さらに宣伝担当の方と話をしている最中にも思い出し泣きをしてしまうという、感動ハンパねぇし、もうこの作品が今年のベストワンでいいです、ホントに最高でした、ブラボー…と、どれだけ言葉を並べても追いつかないぐらい、とにかく「この作品のためなら何でもできる」というカラダになってしまいました(笑)。

で、荻上監督にインタビューをし、それが記事として掲載になったわけですが。

いくつかほかの記事も拝見したのですが、私がインタビューした感じとはちょっと違うなあ…というものが多いように思いました。
私は監督の想いをわりとダイレクトに聞けたのかなあ…みたいな。
それは、ほかの記事より私が書いたほうが優れているとか、そういうことではなく、あくまでも個人の純粋な印象です。
あと、媒体ごとにカラーがあるので、「こういう感じのことを聞いてまとめてください」みたいな指示が出ている場合もあり、ライターさんだけの想いを通すことができないこともあると思います。

正直、タイトルは直されるかな、と思っていたのですが、私の案がそのまま通り、「あ、いいんだ」とホッとしました。
それと、今まで「癒し系」だの「スローライフ」だのという言葉がついて回ることに抵抗していたこととか、とは言え、荻上作品の中に脈々と流れ続けているものがあるとか、その辺がうかがえたのはちょっとうれしかったな、と思います。

だけど、聞きそびれたなー、と思っていることがひとつ。
荻上監督の作品は「モノ」すら何かを語ってるんですよね。
例えば、食卓の上に残されたマグカップとか、ゴミ箱の中にたまってる、おにぎりをくるんでたビニール袋とか。
その様子が見る人にいろいろなことを想像させ、いろいろな感情を抱かせるんです。
物言わぬ「モノ」たちの雄弁さ、そして『彼らが本気で編むときは、』では、究極の「モノ」が登場し、見事な余韻を残すわけですよ!!!!そして、アタシは大号泣したわけですよ!!!!!!
ネタバレになるから言わないけど。

そんなこんなで、『彼らが本気で編むときは、』は、2月25日から全国ロードショーです。
よろしければ、インタビュー記事もご覧くださいませませ。

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2007年7月11日 (水)

恋をするなら

今日は吉本の芸人さん100人が監督を務めるという『YOSHIMOTO DIRECTOR'S 100』の公開第1弾の映画を見てきました。せっかくなので、新しく出来た神保町花月まで行って見ましたよん。というわけで、ネタバレしない程度に映画の感想など。

『ラブドール』(監督:中田カウス 脚本:久馬歩 主演:桂楽珍)

記念すべき公開第1作目はカウスさん監督の『ラブドール』。チラシには「家族で観られる映画を作りたい」と書いてあったけど、このタイトルで楽珍さんではどうも良からぬ想像をしてしまいますね(苦笑)。

でも、内容は18歳未満も もちろんOK(笑)。途中、ビミョーに実話がベースっぽいところがあったりしますが、それもご愛嬌程度。楽珍さん以外にもWコミックのお2人が出てきて期待にたがわぬところを見せたり、プラン9・なだぎさんがわずかながら持ち味を発揮したりして、そんなところも面白く。久馬さんの脚本ということで、ほかのプラン9のメンバーも出演していました。

ストーリーは楽珍さん扮する冴えないサラリーマンが人形に恋をし、そうこうしているうちに本物の女性と恋に落ち…というもので、途中(当然のことながら)紆余曲折があるものの、最後には ほっこりするエンディングが待っていました。幸せはいろんな人のところを巡り巡っているのだねぇ…。どんな人にも夜が来て朝が来るんだわん。

『nijiko』(監督:徳井義実 脚本:長澤佳也 主演:徳井義実)

こちらは、以前から徳井さんがやっている、路上で寿司を握る「寿司アーティスト・川向虹子」さんの話がモチーフ。前半は、虹子さんを追いかけたドキュメンタリー風の作りになっていて、後半はイメージビデオっぽい感じです。

主役の女性(徳井さんが女装してます、もちろん)が路上で物を作るパフォーマーというあたりに、80年代とか そのぐらいのビミョーな古めかしさを感じてしまうのだけど、表現する理由が単に「かわいいでしょ~」あたりで止まってたり、テレビから聞こえてきた安っぽい言葉で開眼したりするのがね、虹子さんの中途半端さが現れていていい感じ。これが後半に効いてくる気がしました。

PVのような映像がBGMのアンダーワールドの『ボーン・スリッピー』とあいまって、ものすごい高揚感。そしてちょっとしたコワさ。何ならちょっとカッチョイイです(映像が)。チラシに書いてあった監督のコメントどおり、前半は徳井さんの女装もどうよ?という気がしますが、後半はこんな女の人が本当にいそうに見えてきました。いろいろ盛り込みすぎかな~という感も若干ありますが、個人的には後半がツボでした。で、『トレインスポッティング』を改めて見てるわけ(苦笑)。「笑い」だけを求めていくとアレかもしれませんが、私は嫌いじゃないです、こういうの。

ちなみに、神保町花月は神保町駅から5分ぐらいのところにあります。神保町の駅を出て、すずらん通りを奥まで突き進み、三省堂書店の向かいのSバーミヤンの角を曲がれば特徴のある建物が。それが神保町花月。

近所の本屋さん「書泉」では劇場オープン記念として、お笑いに関する本のフェアをやっていました。『マンスリーよしもと』のバックナンバーも何種類かあり、今なら3冊買うと徳井さんとフットボールアワー・岩尾さんが裏表の下敷きをプレゼント中です。それを知らずに3冊購入した私は、レジでばばーんとそれを出されて かなりの苦笑い。とっさのときは断ることも出来ませんわね(笑)。ありがとう、記念になりました。

なお、カウスさんと徳井さんの映画の上映は13日まで。詳細はコチラでご確認くださいませ。

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2007年6月23日 (土)

振り向けばカエルちゃん

『おしゃべり いいたより』Vol.2もつつがなく終わり、ふと気がつけば6月も終わりに差し掛かっていて、しかもこのブログは開設から丸2年を迎えていて。何事も長続きしないことの多い私には、この3年目というヤツがなかなか鬼門だったりしますが(苦笑)、これまでどおり、ゆるゆる続けていけたらいいなと思っています。今まで読んでくれた のべ35万人(!)あまりの皆様にも心から感謝します。

そんなわけで、今日はダラ書き。
このごろはエナジー充填期間(笑)だったので、ハードディスクに録画しっぱなしの番組を見たり、借りたり買ったりしたDVDを眺めたりしております。

昨日の『アメトーーク!』(テレビ朝日)「五反田芸人」で、私にとっては実用性もある企画。JRの駅なら一番近いのは五反田だし、しばらく用事があって通った場所でもあります。話には時折我が家のご近所とかお馴染みの場所とかも出てきたりして、テレビに にじり寄る場面多数でした。特にTOCはとっても魅力的なビル。バーゲンがあるのは特設会場だけじゃない!TOCに入ってるテナントがいっせいにバーゲンをするときもあるんだっ!でも、そこに足を踏み入れたら、なかなか帰れなくなるんだっ!そんな経験も何度かしております(笑)。確かに、駅の近くにはハレンチェな通りもありますが、実は何かと便利で穴場な五反田。まだ二反田ぐらいの未熟者ではございますが、あちこち歩いてみたくもあります。しかし、全国放送で超ローカルな内容だったけど、果たして見ている人の心はつかめたのかしら?

DVDは昔放送されたものとか、最近出たものとか。
『おしゃべり~』で なし崩し的に協力をお願いしている方(苦笑)から借りた『超ねんてん博物館』(関西テレビ)は、初めて見たけど「時代の雰囲気」が感じられる番組。90年代半ばに関西ローカルとして放送されたようだけど、MCがバッファロー吾郎と芸妓さんからアーティストになった花代さんで、ゲストはいとうせいこうさんだったり、小沢健二さん&タケイグッドマンさんだったりとか、スチャダラパーがレギュラー出演してたりとか、「あの頃」を知る人にはクチビルによだれモノ。芸人さんとグラビアアイドルがワチャワチャしてるのもいいけど、深夜枠でもいいからこういう番組やってほしいよな。なんかこう、境界線があいまいな、おもちゃ箱ひっくり返し系の番組を。

あとは映画『日常 恋の声』のDVDを購入しました。第1弾の『日常』の続編というスタイルで、登場人物は昔とあまり変わらないように見える人もいれば、そうではない人もいて。でも、あまり変化がなかったような人も、やっぱり年月を過ごした分、変わらざるを得ない場面が出てきたりして。何者でもない人たちの何ということもない話ばかりなのだけれど、だからこそ感じ入るところの多い作品のような気がします。クスリと笑えて心の奥がしんとするような映画です。仮面ドライバーだけに夢中になるんじゃもったいないわ。ちなみに、DVDの特典映像「Another Story」には本編に出てこなかった話が入っていて、中でも桂三若さんと小籔千豊さんの『畑山事変』は「本当にあった怖い話」(ホラーじゃなくて、『BGO上方笑演芸大賞』ベストバウト賞のほうの・笑)という感じで興味深かったです。

というわけで、ブログ3年目もいろいろお付き合いをよろしくです。

■『たよりがないのは いいたより』では、7月に桂三若さんをお招きして『落語会』を開催することになりました。本物の『事変』が気になる方も、そうでない方も是非どうぞ。詳細はコチラ

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2006年8月 2日 (水)

Happy Sad

部屋にはビデオテープが散乱し、ビデオデッキから嫌な音がし始めている今日このごろ…。いろいろ力技でやっつけたれっ!と思っているわけですが、録画しっぱなしのビデオは未だ見られぬまま…。というわけで、もろもろ手短に…というところでお茶を濁します(苦笑)。

『日常』

今年公開された映画『日常』ですが、なんと続編が作られることが決まりました~。(ソースは『日常』Blog!)詳細はまだ発表になっていませんが、2006年版の『日常』はどんな話になるんでしょうね。これに出演する人たちも、何年か後には名前が売れて…ということになるのかな?とりあえず、楽しみでございます。今後の進行状況などは『日常』Blog!で随時発表されていくみたいです。

『日常』Blog!:http://yaplog.jp/nichijou-blog/

『デジタルホームヨシモトドットコム』

こっそり更新されている感のある『デジタルホームヨシモトドットコム』。『よしもと一人暮らし.jp』のロバートの動画もその一部だったのね。そうなのね。というわけで、現在は第6弾の制作が進行中みたいです。今度は『石田靖のモバイル野郎』。ゲストを呼んで、パソコンで対決するそうです。最初のゲストは2丁拳銃・修士さん&チュートリアル・徳井さん。これでザ・パンチが来れば、この間の『フットボールアワーとか』だわ(笑)。

パソコンについて対決するってどういうことなんでしょうね?私はマックを経て、その後商売上の都合でウィンドウズに乗り換え、現在3台目に至っております。マックも入れれば5台目か(めったやたらに使うので、消耗具合が甚だしいのです…)。でも、未だにパソコンは ずぶの素人同然。なので、『モバイル野郎』でどんな戦いが繰り広げられるのか皆目見当がつきませんが、こちらもご興味のある方はオフィシャルブログなどをチェックしてみてください。

『デジタルホームヨシモトドットコム』:http://www.digitalhome-yoshimoto.com/index.html

『ヨシモト∞(無限大)』(ファンダンゴTV)

365日生放送を売りにしている『無限大』が、8月13日から毎週日曜日は大阪から放送することになりました~。MCは1部がNON STYLEで2部がブラックマヨネーズ。ただし、しばらくはNON STYLEが5時間みっちり担当するみたいです。負けないで!と言っておきましょう(苦笑)。

夏休みに入って観覧者数も増えてきたように見えますが、まだ1年も経たないというのに閑古鳥が鳴いている日もあったような気が…。特に日曜日は、ちょっと気の毒になるぐらいのときもありましたねぇ。なので、ここで目先を変えて大阪から放送するというのはいい方法かも。もともとそうするつもりだったんだろーか?ちなみに、初回の8月13日のゲストはロザン、ストリーク、ミサイルマン、スマイル、ビッキーズといったところが予定されています。まるまる大阪ですね。

そういえば、今月からファンダンゴTVの放送スケジュールがリニューアルしたようで、なつかしの『ワイ!ワイ!ワイ!』に加えて、『てっぺん!』の再放送も始まっています。どちらも見てない回があるので結構楽しみっす。しかし、『ワイ!ワイ!ワイ!』なんて初回放送からまだ2年ぐらいしか経ってないのに、いろんなことが変化したんだな~と思ってしまいます。光陰矢のごとし。あな恐ろしや。

『笑い飯のトランジスタラジオくん』(TBSラジオ)

最近、本編はご無沙汰気味ですが、私の毎週の楽しみの1つは『トランジスタラジオくん』のポッドキャスト用を聞くこと。今、なんとなく最新版を聞いたら、バカバカしさも極まれり。いつもくだらないけど(笑)、今回は西田さんのしつこいボケっぷりと哲夫さんのウザいぐらいの説明っぷりが秀逸でございます。いいねぇ~、こういうの。たまらんね。

そういえば、iPodってもはや1人に1台なんでしょうか?そもそも外に出ることが比較的少ない私は未だにCDウォークマン愛用者。CDを買ってすぐ聞けるし、わざわざフタをあけてCDをセットして使う、なんちゃってアナログな感じが嫌いになれなかったりもするわけで。気分は 映画『ストレンジャー・ザン・パラダイス』の女の子です(苦笑)。あ、エヴァね、エヴァ。

あ、ちなみに今回のポッドキャスト用の聞きどころは4分ぐらいのところからです。でも最初から聞いてね。

『笑い飯のトランジスタラジオくん』:http://www.tbs.co.jp/radio/format/mesi.html

次こそはテレビのことをみっちり書きたいっ!初めて見た『メッセ弾』(テレビ大阪)の感想も書きたい!と思っております。『やりすぎコージー』とか『アメトーク!』あたりもざっくり振り返りたいしぃ~、他にもいろいろあったはずだしぃ~、夏休みでアクセス数も増えてるしぃ~。もう山ほどあるわけさ。とりあえず、本業の決着がついたら書き殴ります。

といったところで、本日の営業はおしまいっ。さあて、『笑い飯・千鳥の大喜利ライブDVD』見ながら寝ようっと。

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2006年4月15日 (土)

好き好きシャーツ

1つ前の記事でも書いたとおり、私はアニメとか漫画は ほとんどノーマーク。さらにかわいらしいものにも特にそそられない冷血漢なわけですが(苦笑)、そんな私を「萌え~っ!」と叫ばせるものが1つだけあります。というわけで、先日見た映画『ウォレスとグルミット』について。

『ウォレスとグルミット 野菜畑で大ピンチ』

『ウォレスとグルミット』シリーズはおそらくたくさんの方々がご存知だと思いますが、簡単に説明しておくと、これはクレイアニメといって粘土の人形を少しずつ動かして撮影する、という手法を使った作品。今までには『チーズホリデー』『ペンギンに気をつけろ!』『ウォレスとグルミット、危機一髪!』の3本が短編映画として作られていて、他にも『ウォレスとグルミットのおすすめ生活』という短編集が出ています。ちなみに、5年ぐらい前に公開された『チキンラン』も、『ウォレスとグルミット』シリーズを手がけるアードマン・アニメーションズの作品です。

さて、主役のウォレスとグルミットは平たく言えば飼い主とペットの犬。でも、その力関係はかなり微妙です。飼い主のウォレスは いろいろなものを発明するんだけど、詰めが甘いことがしばしば。そこで登場するのが犬のグルミット。言葉こそ話さないけど、持ち前の器用さと機転でウォレスのピンチを救います。

今回の『野菜畑で大ピンチ』は『ウォレスとグルミット』シリーズ初の長編映画。でも素朴さは今までと変わらず、さらに1人と1匹の関係もいつものとおりでした。まだ上映中なのでストーリーはあらすじだけにとどめておきますが、映画は年に1度のお祭り「巨大野菜コンテスト」を前にした町が舞台。人々はこの日のために、丹精こめて巨大な野菜を作るのだけど、そこに畑を荒らすウサギが大発生。ウォレスとグルミットはウサギたちを殺さずに駆除する「アンチ・ペスト」として活躍しますが、ある晩、町中の野菜が食い荒らされてしまいます。実はその犯人はとてつもない化け物。さて、その正体は?というのが『野菜畑で大ピンチ』のお話です。

公開前に開催されたイベント「ウォレスとグルミットの世界展」で、映画のメイキングや声優さんたちのインタビュー映像を見たけど、それによると『野菜畑で大ピンチ』は『チキンラン』の反省をふまえて作られたのだそう。『チキンラン』に登場したニワトリたちは表面をなめらかにし、完璧に作りすぎたせいで、クレイアニメの良さが出せなかったのだとか。逆に今回は、人形に触った人の指紋の跡が見えるようにし、それによってリアルさや手作り感をだそうとしたんだそうです。確かに『野菜畑で大ピンチ』は『チキンラン』より素朴で、温かみがあったような気がします。

今の仕事のおかげで『チキンラン』とは濃密なお付き合い(笑)をさせていただいたから、あの作品も大好きだけど、今回の『野菜畑で大ピンチ』は見事にアードマンの意図にハマり、より以上に「萌え~っ!」なツボを刺激されてしまいました。でも、本当は能書きなんてどうでもいいの。とにかく粘土の彼らがかわいいのっ!グルミットの目の表情なんて たまらんですっ!ええい、グッズも大人買いじゃあ~っ!…と思わず理性を失いそうになりましたが(苦笑)、不完全だからこそラブリーな『ウォレスとグルミット』ワールド、未体験の方も是非足を踏み入れてみてくださいませ。作り手のオタク魂も炸裂しまくりですのよん。

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2006年2月 6日 (月)

Welcome to the Jungle

『芸人都市伝説』、『乙女丼』、『100人のバカ』関連のお知らせを。(1つは昨日アップしたものとダブってますが、該当記事は削除しました)

その1『やりすぎコージー』(テレビ東京)

「芸人都市伝説」を検索してたどり着いた方々、いらっしゃいませ&ありがとうございます。一応縁起物なので(笑)、先日の第3弾についても触れようと思っていますが、何となく次週のパート2と合わせて書こうかなあ…と考えたりしています。見慣れてしまったせいか、この間の第3弾は前よりインパクトにかけるような気がしたんですよね~、正直言って。

というわけで、それまでは過去の記事↓をお楽しみ下さい。

・「芸人都市伝説・第1弾」 http://paola.cocolog-nifty.com/folder/2005/08/post_b63f.html http://paola.cocolog-nifty.com/folder/2005/08/post_bff4.html

・「芸人都市伝説・第2弾」 http://paola.cocolog-nifty.com/folder/2005/10/post_9385.html http://paola.cocolog-nifty.com/folder/2005/10/post_4871.html

※追記※

第3弾についても書いてみました⇒ http://paola.cocolog-nifty.com/folder/2006/02/post_9386.html

その2『乙女丼』(仮面ドライバーの曲)

「芸人都市伝説」に次いで検索数の多い、映画『日常』や次長課長のネタでもおなじみの「乙女丼」ですが、『日常』のケータイサイトで着うたとして無料ダウンロードできます。他に、こちらも『日常』公式サイトで聞ける、「先生」「雨の堺筋」もありました。脈絡があるのかないのか分からない歌詞は、聞き続けるうちに何故かしみじみしてきます。詳細はこちらで!それと既に映画の公開が始まっている東京では、火曜日と木曜日にピースなど若手芸人さんのトークライブがあるそうです。

その3『100人目のバカ』(フジテレビ)

本日深夜、関東地区では再放送があります。お正月のスペシャルで大反響だった『100人目のバカ』に先立ち、昨年10月に放送されたものです。一応、これについても書いていますので、興味のある方はこちらをご覧下さい。

いろいろ書きたいネタがあるのに、なかなか書けない悲しさよ…。とりあえず、近日中に昨日の『R-1ぐらんぷり』についての記事をアップする予定です。よろしければ、そちらもお付き合いくださいませ。

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2006年1月16日 (月)

気づかないフリをしてても

ちょっと煮詰まったので、強制的に別のことを考えよう!というわけで、吉本の芸人さんが出演した映画『日常』について。

『Eネ!』(テレビ東京)http://www.tv-tokyo.co.jp/ene/

テレビ東京の深夜の情報番組ですが、先週から映画『日常』を取り上げています。「しずちゃんの日常」と称して、南海キャンディーズのしずちゃんがラジオDJとして出演。どうやら大物女優がDJをしているという設定みたいです。で、その中で『日常』のワンシーンを紹介するわけですが、昨日はケンドーコバヤシさんと次長課長・井上さんが扮するストリートミュージシャン・仮面ドライバーメッセンジャーのあいはらさんが話しかけてくる場面でした。

路上で歌っていた仮面ドライバーに「歌詞がいい」と話しかけるあいはらさん扮するパチスロ好きの男。どうやら大阪の地名が入った歌詞が気に入ったみたいで、2人に「やっぱり大阪やな」とか「どこの出身?」などと聞いてきます。この男、わあわあ話しかけてくるわけでも絡んでくるわけではないんだけど、話が終わりそうで終わらない。そして、だんだんうっとおしくなってきちゃいます。でも似たような風景って結構あるよなあ、と思わせるワンシーンでした。ちなみに、この歌の歌詞は微妙にガンズ・アンド・ローゼズ風味も(笑)。来週はタクシー運転手役の次長課長・河本さんと仮面ドライバーのからみが見られるみたいです。

この映画って『WEST TOWN BLUES』としてネット配信されてたものですよね?実は私、いつか見ようと思いながらずーっと見逃しまくり、結局見られないまま現在に至っております。なので、『日常』の公開はとても楽しみ。残念ながら、今のところ東京と大阪でのレイトショーしか予定されてないようですが、うまくいけばDVDも…なんてちょっと期待もしたりして。次長課長、ケンドーコバヤシさん、メッセンジャー・あいはらさんの他にもチュートリアルや友近さんなど、吉本の若手芸人さんたちがちょっと若かりし頃の姿で出演しています。

特別なことは何もないけど、どこにでもありそうな『日常』。見逃さないようにせねば。

『日常』公式サイト:http://www.nichijou.com/index.html

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