2006年12月26日 (火)

いつでも さがしているよ

去年はブラマヨの優勝に中田なおきさんが感激の涙を流し、今年は たむらけんじさんがチャンプの喜びの声を聞いて思わず涙。というわけで、『M-1グランプリ』決勝戦について。敗者復活戦の感想はコチラをどうぞ。

『M-1グランプリ2006』決勝戦(テレビ朝日)

チュートリアルの圧勝で終わった今年の『M-1』。優勝候補には挙げられていたし、期待もしていたけど、まさかここまでとは思いませんでした。

1組ずつ振り返ると、トップバッターのPOISON GIRL BANDは、着やすい服と靴のネタでしたが、何せ順番が悪かった。慣れないトップ出番でやりにくかったと思います。結果は9位でしたが、それでも大間のマグロをチューブトップみたいに はいちゃう(チューブトップだけど「はく」のね・笑)ところ辺りは面白かったです。個人的には、準決勝のザリガニとうまい棒の話の方がお客さんの笑いが大きくなっていってたような気がしました。

2番手はフットボールアワー。いろんなプレッシャーを背負っての登場だったと思いますが、さすがのうまさで最終決戦にも進出。残念ながら優勝はできませんでしたが、あの安定感は本当にすごいと思いました。予選の感想では、以前からのネタばかりなんだよなあ…と書いてきたし、有明コロシアムで見たときは やっぱりそれが気になっていたけど、テレビで見てそんなことはどうでもよかったんだと確信。だって、どちらも何度も見ているネタなのに、初めて見たときのように笑えたもの。特に最終決戦の居酒屋の店員さんのネタは「過去の王者」であることも関係なく、岩尾さんと後藤さんが本気でぶつかり合っていてすばらしかったです。あれだけやっても優勝できなかったという点では、去年の笑い飯と通ずるところがあるかも。

次に登場したザ・プラン9は5人組漫才。心の中の天使と悪魔のネタは らしい感じもしたけれど、何とな~くこじんまりしたイメージだったような。チュートリアルやフットボールアワーがあそこまでの漫才を2人で見せてしまうと、少し物足りないのかなという気もします。でも、なだぎさんの「未来から来た人」なんてすごく好きです。そして今田兄さん、ゴールデンタイムの全国放送でなだぎさんにディランを振ってくれてありがとう(笑)。ともあれ、『M-1』を経てプラン9の漫才がどうなるのか楽しみです。今回は7位でした。

4番目は麒麟。ん~、麒麟には最終決戦に高い高い壁が存在するのでしょうか?2本目の探検隊ネタだって面白かったのに、どうもいつもと違う感じでした。現地民がiPodを はずすくだりなんてもっと爆笑できるはずなのに。そういえば、最初のボクシングネタもドカーンと行くところがなかったかなあ。面白い部分はいっぱいあるんだけどね。今年はテレビの露出も増え、人気も上がり、満を持しての登場だったと思います。田村さんが「最終決戦に進んでも、いつも票が入らない」と嘆いていましたが、どうしてなんでしょうねぇ…。田村さんのラッキーパンチなアドリブだけじゃなく、なにかぶち壊す勢いが必要なのかな?劇場で充分な面白さだけではどうにもならないのが『M-1』の過酷なところなのかもしれません。

トータルテンボスは準決勝と同じグルメレポーターのネタ。ダウンタウン・松本さんに「もっと受けてもいいはず」と言われていたけど、この漫才も劇場で見てる分には充分面白いんですよね。でもなあ、『M-1』となるとなあ。しかも、これだけ個性の強い人たちの大会になっちゃうとなあ。見る方も大きすぎるぐらいの期待を持っているので、「もっともっと!」という気持ちになってしまうのかも。結果は5位。前回出場のときは7位だったので、それよりアップしました。

後半に続きます。

| | コメント (0) | トラックバック (1)

新しい朝 これからの僕

前半からの続きです。

そしてチュートリアル。優勝候補と言われても、過度の期待をせずに見ようと思っていました。でも1本目から、というか、1本目の途中から「これは行ってしまうかも」と思わせる漫才で、心の中で平謝り(苦笑)。最初の冷蔵庫のネタは準決勝のときから手が加えられ、私にとってはおなじみの漫才だったのに、「やんちゃ盛りの31歳やな~」とか「山が動いたな」とか新たな笑いどころがあって感激。2本目の徳井さんが「チリンチリン」を絶叫するネタも一体どこまで笑わせる気だ!というぐらいの展開で、3回戦で見たときと同じかそれ以上にフラフラ。つーか、グラグラ。番組を通して、ネタ中に審査員や観客の顔が抜かれていたけど、チュートリアルのときだけは全部見逃したくなくて、「2人の漫才を見せてくれ~っ!」と思っちゃいました。ネタにしてもコメントにしても、去年があっての今年という印象を受けました。完全優勝も異論はないでしょうね。

初のアマチュアコンビ、変ホ長調は やっぱり緊張していたのかな?3回戦で見たときとはもっともっと面白くて、ちょっと死にかけるぐらいだったから(笑)。橋田ファミリーのくだりなんて本当に大好きっす。とんでもない毒舌だけどね。審査員の方々からは「本気か冗談か分からない」スタイルと言われていたけど、まずは細かいあーだこーだじゃなく、ここに残ったことがとてつもないことなんだと思います。来年の『M-1』ツアーは変ホ長調も参加するんだろうか?プロに誘われたりもするのかもしれないけど、アマチュアを貫きながら出場するのも面白そうですよね。順位は8位でした。

笑い飯は3位の麒麟に1点及ばず4位。毎年 決勝戦に進み、スタイルも読まれ、期待もされ…となると、なかなか簡単には優勝できないのかもしれませんね。もっと面白いネタだった気もするけどなあ…。いろいろ好きなポイントの多い子供のしつけのネタでしたが、漫才後の西田さんのコメントとか、哲夫さんがネタを飛ばしたことを考えると、少し緊張していたのかも。最終決戦に残ることはできませんでしたが、こうやって毎年大会を盛り上げているのは結局、麒麟と笑い飯のような気がします。来年は千鳥も交えて、旧baseトップ組で優勝争いをしてください。いや、マジで。

そして最後の敗者復活戦枠から出場したのはライセンス。万全の状態での漫才とは行かなかったと思いますが、有明コロシアムでは みんなが心の中で応援しながら見ていたような気がします。順位は6位。でも、ラストチャンスの今年、あの舞台に出られたのは何よりだったでしょう。ルミネtheよしもとで新喜劇に出演する2人も何度か見ていますが、そんな経験もこの漫才に生かされてるのかなあと思います。ルミネの単独イベントは来年も続くようだし、『M-1』はこれで最後でも またいろいろ2人が試す機会があるようで楽しみです。

というわけで、これで本当に『M-1グランプリ2006』は終了。今大会に出場した人たちも、『M-1』をきっかけにいろいろなところで見かけるようになるのでしょうか。正直、チュートリアルの印象が大きすぎるような気もしますが、他の方々にもいろいろなところで楽しませてほしいと思っています。それにしても、最終決戦のメンバーが全員『横丁へよ~こちょ!』がらみだったのにはビックリ。同じABCの番組だし、今後のそんな方面のことも楽しみです(笑)。

しかし、今年は普通のクリスマスなんてまるで関係なかったわ(苦笑)。『M-1』はクリスマスを忘れさせるだけじゃなく、つい予選から見に行きたくなるし、東京だけじゃなく大阪も気になるし、来年になればDVDも欲しくなるし、『M-1ツアー』のライブも行きたくなるし、と本当に困ったイベントです。目下の懸案事項は『M-1リターンズ』。どうしてこうも散財させるかねぇ…。でも来年も楽しみにしています。

| | コメント (2) | トラックバック (0)

For まんざい らばぁ~ず(その1)

今年も行っちゃいました、敗者復活戦。寒空の下、わざわざ漫才を見に来るなんて大馬鹿者のすることですが(苦笑)、毒を食らわば皿まで。最後まで見届けなくちゃ気がすまないの。というわけで、ざっくり感想を。決勝戦の感想はコチラをどうぞ。

『M-1グランプリ2006』敗者復活戦(有明コロシアム)

今回は準決勝で敗退したコンビから、体調不良のカルパチーノを除く55組が出場。今年の会場は有明コロシアムでした。

会場は、去年と比べると観客と出場者が完全に分けられ(去年は売店とかトイレのあるスペースが共有)、舞台から一番遠いスタンドまでの距離が かなり縮まり、と出場者の方々もやりやすかったんじゃないでしょうか。さらにお客さんには場内で使い捨てカイロが配られるやさしさも。去年の神宮球場に比べれば、イスもあるし、屋外とは言え 開いてるのは天井だけだし(そもそもそんな感覚もおかしいんだけど・苦笑)、実際の気温という意味以外でも寒さの面ではずいぶん楽だった気がします

ただ、周りの環境が出場者にはつらかったかも。夕方になってから会場上空をヘリコプターが何度も飛び、後ろの人にはネタがほとんど聞こえなかったんじゃないかと思うほど。クリスマスイブなので、遊覧飛行とかそんなことだったのかもしれませんが、その時間に当たったコンビは不運でした。あとは救急車も近くを容赦なく通ったりして、そんなところもかわいそうだったかなあと。

でも、かわいそうと言えば、やはりライセンスの移動方法。せっかく激戦を制したにもかかわらず、最後は自転車なんて…。去年の千鳥も あまり時間のないまま決勝戦に出たようですが、今年はそれ以上だったと思います。2003年と2004年は敗者復活枠から最終決戦に進むという流れもありましたが、今のような状況では そういう「見どころ」を作るのも難しい気がします。年々注目度の増す大会で見たい人も増え、ちょうどいい会場を見つけるのは大変だと思いますが、来年は もうすこしいい状況の中で漫才をさせてあげて欲しいと思います

肝心のネタのほうですが、おそらく期待されていたであろうNON STYLEが1番を引いたのは何とも残念。最初の5組の紹介の時、トップバッターのNON STYLEがコールされるやいなや、場内には「え~っ…」と何とも言えない叫び声が。せめてもう少し後なら勝機もあったと思うけど、これも運なのでしょう。漫才は おなじみベストイキリスト・井上さんが自分の世界を展開。今回はK・I・S・S、キスについて語っていました。三拍子は子供を寝かしつけるネタ。かなりいい感じで進んでいたのに、最後で失速したような。こちらも来年に期待しましょう。

去年の再現なるかと思った千鳥は大悟さんの優しさとノブさんのかっこよさをアピールする話。共通の友達の話をしている途中で、突然観客に向かって「寒くな~い?」とか「この漫才面白い?」とやたら気を遣って優しさを見せようとする大悟さんと、「そんなことより千鳥・ノブ」と言われるとポーズを取っちゃうノブさん。千鳥独特のちょっと変わったつくりの話でしたが、同じブロックで前に出たライセンスの方が勢いがあった気がします。なすなかにしは「テトラミンジャウト」という謎の遊びをするネタ。こういう謎の言葉が出てくるネタは この日だけで3組ありました。予選でもそういうのをやってたコンビがいましたが、「テトラミンジャウト」はその中でも結構好きだったな。

後半に続きます。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

For まんざい らばぁ~ず(その2)

前半からの続きです。

後半には個人的黄金の並びが。ジャルジャル⇒鎌鼬の並びはそりゃもう楽しみ。ジャルジャルは英会話教室のネタ。福徳さんの激しく行きすぎな感じも面白いけど、後藤さんのほとんど表情を変えずに困っていく感じが何とも言えませんな。「はい、どうも~」で始まり、「頑張っていかなあかんなと思ってるんですけど」と漫才の紋切型なやり方で進めていくのは作戦なんでしょうね。鎌鼬は言葉の力について語るネタでしたが、最後はやっぱり中国人。ブラボー、神様がくれたそのフェイス。これからも「天下の宝刀」で押し切るのでしょうか?

とろサーモンは村田さんがボイスパーカッションをするネタ3回戦では きっちり普通の漫才を見せていたので、そういうのを期待していたのですが…。久保田さんが勝手に暴走しちゃったのはアドリブだったような。プラスマイナスは兼光さんが暴走して、岩橋さんが寝そべって泣き叫ぶ漫才。こういうキャッチーというか、自分たちの紹介というか、そんな感じのネタをするコンビって結構多かったのですが、予選であまりやってないこういうネタを持ってくるのは少しもったいない気がします。もちろん、ご本人たちは勝負をかけているのだと思うし、プラスマイナスも好きなんですけどね。アジアンは馬場園さんが演歌を歌うネタ。すごくうまくて面白いのだけど、こじんまりしちゃってる気がしました。

そして、この熾烈な争いから勝ち残ったのがいろんなパターンのドラえもんをやって見せたライセンスでした。去年は千鳥が他を圧倒していた感がありましたが、今年のライセンスもそう。準決勝では他の芸人さんに面白さを認められながらも次に進めず、相当悔しい思いをしたようです。その気持ちと10年目のラストチャンスにかける思いが結果につながったというところなのでしょう

で、私は敗者復活戦終了後も会場に残り、そのままスクリーンで決勝戦を観戦。去年同様、出場者の皆さんは放送開始前に全員舞台上へ。番組が始まってからは勝者が発表になるまでそのまま放送を見ていました。その間に会場中継の際にコメントしてもらう芸人さんが選ばれる場面なんかもあったりして。そして、最後はライセンスの名前がコールされたわけでございます。

今年は、会場で番組が見られることを最初に告知していたせいか、かなりのお客さんが残っていたような気がします。去年もそこそこ残ってたけど、「こんなにいてくれると思わなかった」と言われ、中止の予定だったサイン色紙争奪ジャンケン大会も実施することになった、という感じでした。いやあ、漫才ラブ(略して「ML」byはりけん~ず・前田さんな人たちって結構多いのね。

というわけで、のちほど決勝戦の感想など。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2006年12月24日 (日)

Simply having a wonderful christmastime

今年の『M-1グランプリ』が終わりました。

昨日も書いたとおり、私は敗者復活戦の会場で決勝戦まで見てきました。今は まだこの気持ちをどうやってまとめたらいいのか分からないけど、今年もどえらい物を見せてもらったと思っています。そして、やっぱり漫才師ってかっこいいです。テレビでおちゃらける人たちとしか思われなかったり、アイドルみたいに扱われてきちんと評価されなかったりすることもあるけど、言葉を駆使してたくさんの人を笑わせようと戦う彼らは本当にかっこいいと思います。決勝戦まで進めなかった数多くの方々も、決勝戦に出場した9組も、ここまで本当にいい物を見せてくれました。ありがとうございました。

優勝したチュートリアルはすばらしかったと思います。来年の今ごろは当たり前のように「チュート」と呼ばれるようになってるのかなあとか、2人を取り巻く状況も変わってるのかなあとか、ライブのチケットはいっそう取りづらくなるのかなあとか、徳井さんばかり取り上げられるけど比較対象の福田さんがいるからこそ面白さに拍車がかかるのになあとか、まあいろいろ考えることはありますが、あとで録画した『M-1』決勝戦を見ながらいろいろ考えてみたいと思います。

そんなわけで、今はちょっとした放心状態です。あ、そうだ。メリークリスマス。

※追記※ 『M-1』決勝戦関連の新聞記事を集めてみました⇒コチラ

| | コメント (2)

2006年12月23日 (土)

14番目のツキ

あわただしい日々を過ごしていたら、明日は『M-1グランプリ2006』決勝戦&敗者復活戦。というわけで、決勝進出者のこれまでを振り返りつつ、おこがましくも紹介などということをしてみたいと思います。詳しい予選の感想を読んでみたいという方はコチラをヨロシク。ちなみに、去年の分はコチラで。

すでに出場順も決まっていますが、改めて出場者の顔ぶれを見ておくと下記のようになっています(写真入りのプロフィールはコチラ)。

POISON GIRL BAND(吉本興業 東京)
フットボールアワー(吉本興業 東京)
ザ・プラン9(吉本興業 大阪)
麒麟(吉本興業 大阪)
トータルテンボス(吉本興業 東京)
チュートリアル(吉本興業 大阪)
変ホ長調(アマチュア)
笑い飯(吉本興業 大阪)
敗者復活戦勝者

今年は いつにも増して、独自の世界を展開するコンビ/グループが選ばれた気がします。過去に出場経験のあるコンビがほとんどとは言え、バラエティに富んだ顔ぶれという意味では楽しみな大会になりそうです。

で、出演順に1組ずつ見ていくと、POISON GIRL BAND準決勝で家を借りる話のネタをして、大家さんがザリガニになり、家賃はうまい棒になり、さらに家の柱もうまい棒になり…と、POISON GIRL BANDならではの漫才を展開。すごく面白かったのですが、決勝に残るには審査員の方の英断が必要かなあと思っていました。2年ぶりの決勝戦でも、他のコンビには真似できない不思議な世界を見せてくれるのを楽しみにしたいです。トップバッターというのは なかなか大変かもしれませんが、頑張ってほしいですね。

2番目に登場するのがフットボールアワー。2003年の優勝コンビですが、これまでの予選の感想(2回戦3回戦準決勝)でも書いているとおり、どんなネタを持ってくるのかが非常に気になるところ。予選はすべてやりなれたネタを持ってきていましたが、果たして決勝もそういう感じでくるのでしょうか?個人的には、そんなはずないと思っているのですが…。1度優勝している分、プレッシャーも大きいでしょうけど、安定感だけじゃなく、次への期待(最終決戦だけじゃなく、これから先という意味でも)みたいなものも見せてほしいなあと思います。ごめんね、生意気で。

ザ・プラン9は『M-1』初の5人組グループ。今までは5人で漫才していても、手持ち無沙汰の人がいる感じがしましたが、3回戦で見たときに それまでとはちょっと違う気がしてオドロキ。しかも面白かったし。これは良い線 行くかも…と密かに思っていましたが、4度目の挑戦にして ついに決勝進出となりました。それぞれが1人で『R-1ぐらんぷり』に出場しちゃうほどの力を持っていて、特になだぎさんのディランは個人的に相当ツボ(笑)。最近はゴエさんばかりに引き合いがあるようですが(苦笑)、5人そろっても面白いところを見せちゃってください。

続く4番手は常連組の麒麟。私は『M-1』って「麒麟の成長(というか進化)日記」のような気がしています。第1回で鮮烈なデビューを果たしたものの、第2回では敗者復活戦でまさかの時間切れ。第3回は再び決勝戦に駒を進めて8位。第4回は敗者復活戦から勝ち上がって最終決戦へ。そして前回は正門突破で最終決戦に進んでいます。いろんなパターンを経験していますが、今年はどこまで行くでしょうか3回戦は田村さんがボクサーで川島さんがその実況という、麒麟おなじみのスタイルの漫才でしたが、プロとは言え、いろんな設定ができるもんですねぇ。明日も楽しみです。

トータルテンボスはPOISON GIRL BANDと同じく、前々回以来の出場。正直、決勝戦に進むとは予想していませんでしたが、2人とも同時期にパパになったことも大会に臨む原動力になっているのでしょう。決勝戦でも「ハンパねぇ」が出てくるかどうかは分かりませんが、「今日のハイライト」がなくても「トータルっぽさ」は見えてくるはず。順番的にもちょうどよさそうな感じがしますけど、どうでしょうか?準決勝の後、この結果を予想しなかった私に鉄拳制裁を加えてくれるような(苦笑)漫才が見たいです。

チュートリアルは前回、久しぶりに決勝戦に返り咲いたコンビ。去年は決勝進出者の記者会見に出ていなかったし、おそらく知名度も今ほどではなかったと思うのですが、そんな中でのあの「バーベキュー」のネタは結構衝撃的じゃなかったかと思います。今年は全国放送の番組や関東ローカルの深夜番組などでも見ることが増え、楽しみにする人も多くなった気がします。去年とは少し違う状況の中でどんな漫才が繰り広げられるのか。個人的には3回戦の「チリンチリン」でかなりヤラれました。ありゃすごかった。明日もあんなの見たいです。

変ホ長調は今さら言うまでもなく、『M-1』初のアマチュア女性コンビ。去年の敗者復活戦で見たときも面白いなあ~と思っていたのですが、今年は「アレをつまらないと言うなら、いったい何が面白いんだ!」と言えるぐらいの圧倒的な笑いを引き出してくれました(3回戦)。そう言うと普通はド迫力漫才になるのだろうけど、2人の漫才は立ち話にも似た雰囲気。まったりとしゃべっているのに、相当な毒舌。カナちゃんこと彼方さんの方は放送作家の勉強をしたことがあるようですが、この2人、アマチュアだと思ってなめたらアカンで、という感じです。いや、もう頑張って。

そして笑い飯去年はトップバッターながら最終決戦に残り、最後は「ハッピーバースデー」のネタで大笑いをさらいながらも準優勝。翌日のラジオ『笑い飯のトランジスタラジオくん』で優勝できなかったうっぷんを晴らしていましたが、今年はどうでしょう?「優勝しても毎年出場します」と言う2人なので、笑い飯が優勝しても頭打ちの状態は変わらないかもね。でもそろそろチャンピオンになってもいいよなあ。私が唯一予選を見ていないコンビですが、準決勝直前にルミネで見た子供のしつけのネタは、年齢性別問わず大受け。広く受け入れられる笑い飯の力を見た気がしました。

で、敗者復活戦ですが、今年は去年より厳しそうな気がします。東京組ではライセンス、大阪組では千鳥、NON STYLE、とろサーモンあたりが気になるところ。誰が出ても、決勝戦では気後れせずにネタをやってほしいものです。

というわけで、明日は寒空の中、天井全開バリバリの有明コロシアムで敗者復活戦を見てまいります。去年は決勝観覧ご招待の抽選で惜しくも(本当に惜しかったのです。3,4番違いだったから)ハズれましたが、今年はどうかな~。いろんな意味で期待をしつつ、見てまいります。祭りじゃ祭りじゃ!

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2006年12月11日 (月)

決勝進出者決定なのだ~

というわけで、速報です。

麒麟(吉本興業 大阪)
ザ・プラン9(吉本興業 大阪)
チュートリアル(吉本興業 大阪)
トータルテンボス(吉本興業 東京)
フットボールアワー(吉本興業 東京)
変ホ長調(アマチュア)
POISON GIRL BAND(吉本興業 東京)
笑い飯(吉本興業 大阪)

http://www.m-1gp.com/min/
http://asahi.co.jp/m1gp/cyojyo/9kumi.html(写真とプロフィール)

ついについに!アマチュアが決勝進出!変ホ長調がやってくれました~。今年の決勝はいろんなタイプの漫才をする人が選ばれて、かなりバラエティに富んだものになりそうですね。今までとはまた違う『M-1』が見られそうな気がして楽しみです。変ホ長調以外がオール吉本になったけど、これには特に違和感を持ちません。いつか島田洋七さんも言ってたけど、劇場があるのは吉本の強みだと思います。この予選を通じて、いろんな場所でいろんなお客さんを相手に舞台を踏んでいる人たちと、テレビサイズの人たちでは やはり実際に同じ舞台で見てみると違いがある気がしました。とは言え、吉本所属の芸人さんには、もちろん、地の利もあったでしょうけどね。

え~、まだまだいろいろ思うところがありますが、後ほどまとめて感想を書くつもりどえす。敗者復活戦も含めて、今年のクリスマスイブは楽しくなりそうですよん。うっふっふ。

| | コメント (3)

2006年12月10日 (日)

つぎの夜から欠ける満月より

では昨日の『M-1』準決勝@東京の感想です。ここまでの予選の感想は1回戦がコチラ、2回戦(2日分)はここから、3回戦(東京3日分+大阪1日分)は東京分がこの辺から、大阪はコチラです。

『M-1グランプリ2006 準決勝』(ルミネtheよしもと)

チケット争奪戦も熾烈なら、出場者の争いも熾烈だった準決勝。さすがにここまで来ると、あとは今まで培ってきた本来の力を出し切れるかどうかが勝負の分かれ目になってきます。

全体的な感想としては、昨日(というか、もう「今日」になっていましたが)書いたとおり、準決勝に入って延びたネタ時間1分の使い方がうまくいったコンビもいれば、残念な形になったコンビもいた気がしました。あとは見る側の話になりますが、そのネタを見たことがあるかどうかによって、かなり感想に差が出てきます。当たり前のことといえばそうなのですが、こういった部分を審査員の方々がどう折り合いをつけているのか気になるところ。ちなみに、私はここまでの予選を見る機会にだいぶ恵まれ、今回の準決勝出場者はすべて2回以上見たことになります。ですので、初見の方より若干渋い感想になってしまうかもしれません。とは言え、例によってシロート丸出しですので、温かい目で読んでやってください(苦笑)。

で、実際のネタですが、3回戦と同じかそれを上回っていたように思ったのは、パンクブーブー、ライセンス、チーモンチョーチュウ、フットボールアワー。パンクブーブーは3回戦同様、同じシチュエーションの中で哲夫さんがどんどんぼけていくネタでしたが、今回は時代劇の設定。笑いの数も多くて良かったと思います。今日の大阪予選次第では、勝ち残る可能性もあるかも。ライセンスはいろんな視聴者向けのドラえもん。以前は1つのパターンが終わるごとに笑いが収まっちゃう感がありましたが、改良されてどんどん盛り上がるネタに。3回戦のネタより面白かったし、かなりいいんじゃないでしょうか。チーモンチョーチュウは3回戦と同じ3文字で会話する話。ネタ時間が延びたので、最後に1文字で会話するのを試すくだりが加わっていました。このまま残るか?と言われると、決勝に進むにはちょっとこじんまりしてるかなあという気もします。フットボールアワーは戦隊ものの主題歌。結局、予選では新ネタをやりませんでした。確実なもので決勝に上がろうということでしょうか。途中、細かいところで以前と変えてる部分もありましたが、安定感という意味ではこれ以上の漫才はないでしょう。決勝用に隠し球でも準備してるのかな?相変わらずそれが気になります。

あとは期待していたルサンチマンが1分の使い方に苦労したように感じました。延びた分だけ失速気味…。2回戦、3回戦とは少し違うように思いました。それでも今までどおり、インパクトは残してましたけどね。ポテト少年団も3回戦の方がテンポが良かったな~。「やくざの女」と中谷さんの表情は相変わらず面白かったですけどね。東京ダイナマイトは奇襲作戦?ビールの注ぎ方のネタでしたが、お互いに交互にボケるスタイル。今までと違うやり方でちょっと驚きでした。あえて準決勝でねぇ…。ザ・パンチも3回戦ほどの炸裂はなかったかもなあ。ただ、あのスタイルは誰にも真似できないし、相当な武器ですよね。

チュートリアルは福田さんが新しい冷蔵庫を買うネタ。個人的には、「フットボールアワー戦隊」と並んでかなりよく見た話でした。その分、いろんなことを考えてしまったわけですが、何とな~く今までとはちょっと違ってたかも。「シロートのクセに」と批判されることを覚悟して言えば、微妙な間とか畳み掛け具合とかがほんの少しずつ違う気が。うまく乗り切れてないというか、緊張してる感があるというか、そんなような感想を持ちました。3回戦の方が独特のグルーヴ感があってすごかったようにも思いますが、このまま勝ちあがっても不思議はないし、万が一そうじゃなかったとしても復活できるでしょう。決勝で頭をグラグラさせて下さい。サンドウィッチマンも街頭アンケートネタで面白かったけど、これも何度か見ているので、その辺りで私の見方が違ってたかも。好きなんですけどね~。

後半に続きます。

| | コメント (0) | トラックバック (3)

その先は言わないで

『M-1』準決勝@東京の続きです。前半はコチラ

他のコンビにもざっくり触れておきましょう(出演順)。ハマカーンは刑事ドラマでかっこよさをアピールするネタ。トップバッターは つらいですね。追加合格のバッドボーイズはお通夜の話。清人さんが亡くなった人の顔よりひざが気になるボケを繰り返していましたが、盛り上がり感がもうひとつだったかも。超新塾は例によってロックンロール漫才。テストの問題の間違い直しや陸上競技のスタートというシチュエーションでいろんなボケを展開してました。かなり好きだけど、『M-1』となるとなあ…。平成ノブシコブシは3回戦と同じく破天荒漫才。これもね、いいんですけどね。もっとギャップがあってもいいよね。

増谷キートンさんと椿鬼奴さんのBODYは『銀河鉄道999』を再現してましたが、最後はキートンさんが全裸になるという衝撃作(苦笑)。『銀河鉄道』と聞いて、オチはどうするんだろうと思っていましたが、ハートの強さを見せ付けました(笑)。髭男爵は3回戦同様、ショートコント仕立て。中世ヨーロッパ漫才だけで広げたら面白いのにね~、というのが我々の感想でした。えんにち、レアレアも3回戦と同じネタ。えんにちの極道替え歌はいいですね。レアレアは亀田パパのつかみがあんまり効いてないような…。本ネタは面白かったけど。カリカは漫才というより、もはや演劇。コンビ愛を見せつけながら去っていきました(笑)。

カナリアは先日の『フットボールアワーとか』で見た妙なCMソングのネタ。フライアウェイ・ワニブチって何なのさ。キャン×キャンは進路のことで親子喧嘩をする話。もうそろそろマスオさんのモノマネはいいんじゃないでしょうか。あれで引っ張られるのはツライね。ザブングルは得意の逆切れネタ。今回は野球をしていて窓を割ったという設定でした。「悔しいですっ!」だの「カッチカチやぞ!」だのといつものフレーズを散りばめつつ。ここまで来るとマストアイテムですわな。三拍子は結婚を申し込むネタ。サラッと言う「死にたいんですけど」は結局ネタとは無関係なんだけど、あれってどうなんでしょう?

ジパング上陸作戦は うまくかみ合わないというネタ。ん~、3回戦の方が良かったかもなあ。タイムマシーン3号は宅配ピザの話。デブネタをうまく盛り込んでいたし、面白かったけど、そうだなあ…大阪予選次第?磁石は恋愛相談。いろんなことを入れ込みすぎの感があって、焦点が絞りきれてなかったような。トータルテンボスはグルメレポート。面白いとは思うのですが、「所作」とかそういう言葉を「あえて持ち出してる」っぽくするのってどうかなあ?普段よく使われてる言葉ではないかもしれないけど、それを引っ張ってくることが面白さまで行くのかなと思ったりして。

ジャリズムは英語の家庭教師のネタ。これって2回戦からやってなかったっけ?1分延びた分、最初に芝居っぽくやるくだりが付け加えられてました。流れ星はMCのはりけ~んず・前田さんがお気に入り。理想の新婚生活のネタでした。POISON GIRL BANDは家探しをする話。大家さんがザリガニで家賃をうまい棒で払うとか、それはそれは独特ワールド(笑)。もう誰も口出しできません。U字工事は新しいラーメン屋さんのネタ。やりつくした感もあるけど、どうなんでしょうね。そして最後は我が家。3人で順番にボケたりつっこんだりのネタでしたが、トリを務めるのは荷が重かったんじゃないでしょうか。

というわけで、今日の大阪での準決勝の後、クリスマスイブの決勝進出者が発表されます。東京の準決勝からは、とりあえずチュートリアル、ライセンス、フットボールアワーを推しておきましょう。大阪は笑い飯、麒麟は かたいでしょうね。あとは今年いろんな賞をもらったNON STYLE、去年敗者復活戦から進んだ千鳥あたりも気になります。他には全体を通して、吉本勢以外で誰が来るのかなあ、とか。変ホ長調が来たら面白いですね。

ま、いろいろ期待しつつ、明日を迎えたいと思います。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

行ってしまった…

とりあえず、『M-1グランプリ2006』準決勝@東京を見てきました。当日券争奪戦は一緒に行った方のおかげで何とかクリア(本当にありがとうっ!)。しかし、来年からの準決勝のチケット獲得方法は考え直さないとなあ…。整理券配布時間以外にも、去年とはだいぶ様子が違っていましたから。その辺のことも後日書ければと思っています。

準決勝の感想は、まだ若干興奮が冷めやらない状況なので、明日にでも書こうと思っています。雑感としては、2回戦・3回戦と比べて延びたネタ時間、1分間の使い方が明暗を分けたかなあという気がします。この1分間のおかげで面白く変わったコンビもあれば、焦点がぼやけたり、冗長さを感じたりするコンビもいたように思いました。終了後、一緒に見た人たちと話をしたのですが、次に残れそうなのはチュートリアル、ライセンス、フットボールアワーあたり?というのが総意(笑)です。ま、明日は大阪の準決勝も残っているので、それ次第でもあるわけですが。

というわけで、詳しいことはまた明日。

| | コメント (4) | トラックバック (1)