2006年12月26日 (火)

いつでも さがしているよ

去年はブラマヨの優勝に中田なおきさんが感激の涙を流し、今年は たむらけんじさんがチャンプの喜びの声を聞いて思わず涙。というわけで、『M-1グランプリ』決勝戦について。敗者復活戦の感想はコチラをどうぞ。

『M-1グランプリ2006』決勝戦(テレビ朝日)

チュートリアルの圧勝で終わった今年の『M-1』。優勝候補には挙げられていたし、期待もしていたけど、まさかここまでとは思いませんでした。

1組ずつ振り返ると、トップバッターのPOISON GIRL BANDは、着やすい服と靴のネタでしたが、何せ順番が悪かった。慣れないトップ出番でやりにくかったと思います。結果は9位でしたが、それでも大間のマグロをチューブトップみたいに はいちゃう(チューブトップだけど「はく」のね・笑)ところ辺りは面白かったです。個人的には、準決勝のザリガニとうまい棒の話の方がお客さんの笑いが大きくなっていってたような気がしました。

2番手はフットボールアワー。いろんなプレッシャーを背負っての登場だったと思いますが、さすがのうまさで最終決戦にも進出。残念ながら優勝はできませんでしたが、あの安定感は本当にすごいと思いました。予選の感想では、以前からのネタばかりなんだよなあ…と書いてきたし、有明コロシアムで見たときは やっぱりそれが気になっていたけど、テレビで見てそんなことはどうでもよかったんだと確信。だって、どちらも何度も見ているネタなのに、初めて見たときのように笑えたもの。特に最終決戦の居酒屋の店員さんのネタは「過去の王者」であることも関係なく、岩尾さんと後藤さんが本気でぶつかり合っていてすばらしかったです。あれだけやっても優勝できなかったという点では、去年の笑い飯と通ずるところがあるかも。

次に登場したザ・プラン9は5人組漫才。心の中の天使と悪魔のネタは らしい感じもしたけれど、何とな~くこじんまりしたイメージだったような。チュートリアルやフットボールアワーがあそこまでの漫才を2人で見せてしまうと、少し物足りないのかなという気もします。でも、なだぎさんの「未来から来た人」なんてすごく好きです。そして今田兄さん、ゴールデンタイムの全国放送でなだぎさんにディランを振ってくれてありがとう(笑)。ともあれ、『M-1』を経てプラン9の漫才がどうなるのか楽しみです。今回は7位でした。

4番目は麒麟。ん~、麒麟には最終決戦に高い高い壁が存在するのでしょうか?2本目の探検隊ネタだって面白かったのに、どうもいつもと違う感じでした。現地民がiPodを はずすくだりなんてもっと爆笑できるはずなのに。そういえば、最初のボクシングネタもドカーンと行くところがなかったかなあ。面白い部分はいっぱいあるんだけどね。今年はテレビの露出も増え、人気も上がり、満を持しての登場だったと思います。田村さんが「最終決戦に進んでも、いつも票が入らない」と嘆いていましたが、どうしてなんでしょうねぇ…。田村さんのラッキーパンチなアドリブだけじゃなく、なにかぶち壊す勢いが必要なのかな?劇場で充分な面白さだけではどうにもならないのが『M-1』の過酷なところなのかもしれません。

トータルテンボスは準決勝と同じグルメレポーターのネタ。ダウンタウン・松本さんに「もっと受けてもいいはず」と言われていたけど、この漫才も劇場で見てる分には充分面白いんですよね。でもなあ、『M-1』となるとなあ。しかも、これだけ個性の強い人たちの大会になっちゃうとなあ。見る方も大きすぎるぐらいの期待を持っているので、「もっともっと!」という気持ちになってしまうのかも。結果は5位。前回出場のときは7位だったので、それよりアップしました。

後半に続きます。

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2006年12月23日 (土)

14番目のツキ

あわただしい日々を過ごしていたら、明日は『M-1グランプリ2006』決勝戦&敗者復活戦。というわけで、決勝進出者のこれまでを振り返りつつ、おこがましくも紹介などということをしてみたいと思います。詳しい予選の感想を読んでみたいという方はコチラをヨロシク。ちなみに、去年の分はコチラで。

すでに出場順も決まっていますが、改めて出場者の顔ぶれを見ておくと下記のようになっています(写真入りのプロフィールはコチラ)。

POISON GIRL BAND(吉本興業 東京)
フットボールアワー(吉本興業 東京)
ザ・プラン9(吉本興業 大阪)
麒麟(吉本興業 大阪)
トータルテンボス(吉本興業 東京)
チュートリアル(吉本興業 大阪)
変ホ長調(アマチュア)
笑い飯(吉本興業 大阪)
敗者復活戦勝者

今年は いつにも増して、独自の世界を展開するコンビ/グループが選ばれた気がします。過去に出場経験のあるコンビがほとんどとは言え、バラエティに富んだ顔ぶれという意味では楽しみな大会になりそうです。

で、出演順に1組ずつ見ていくと、POISON GIRL BAND準決勝で家を借りる話のネタをして、大家さんがザリガニになり、家賃はうまい棒になり、さらに家の柱もうまい棒になり…と、POISON GIRL BANDならではの漫才を展開。すごく面白かったのですが、決勝に残るには審査員の方の英断が必要かなあと思っていました。2年ぶりの決勝戦でも、他のコンビには真似できない不思議な世界を見せてくれるのを楽しみにしたいです。トップバッターというのは なかなか大変かもしれませんが、頑張ってほしいですね。

2番目に登場するのがフットボールアワー。2003年の優勝コンビですが、これまでの予選の感想(2回戦3回戦準決勝)でも書いているとおり、どんなネタを持ってくるのかが非常に気になるところ。予選はすべてやりなれたネタを持ってきていましたが、果たして決勝もそういう感じでくるのでしょうか?個人的には、そんなはずないと思っているのですが…。1度優勝している分、プレッシャーも大きいでしょうけど、安定感だけじゃなく、次への期待(最終決戦だけじゃなく、これから先という意味でも)みたいなものも見せてほしいなあと思います。ごめんね、生意気で。

ザ・プラン9は『M-1』初の5人組グループ。今までは5人で漫才していても、手持ち無沙汰の人がいる感じがしましたが、3回戦で見たときに それまでとはちょっと違う気がしてオドロキ。しかも面白かったし。これは良い線 行くかも…と密かに思っていましたが、4度目の挑戦にして ついに決勝進出となりました。それぞれが1人で『R-1ぐらんぷり』に出場しちゃうほどの力を持っていて、特になだぎさんのディランは個人的に相当ツボ(笑)。最近はゴエさんばかりに引き合いがあるようですが(苦笑)、5人そろっても面白いところを見せちゃってください。

続く4番手は常連組の麒麟。私は『M-1』って「麒麟の成長(というか進化)日記」のような気がしています。第1回で鮮烈なデビューを果たしたものの、第2回では敗者復活戦でまさかの時間切れ。第3回は再び決勝戦に駒を進めて8位。第4回は敗者復活戦から勝ち上がって最終決戦へ。そして前回は正門突破で最終決戦に進んでいます。いろんなパターンを経験していますが、今年はどこまで行くでしょうか3回戦は田村さんがボクサーで川島さんがその実況という、麒麟おなじみのスタイルの漫才でしたが、プロとは言え、いろんな設定ができるもんですねぇ。明日も楽しみです。

トータルテンボスはPOISON GIRL BANDと同じく、前々回以来の出場。正直、決勝戦に進むとは予想していませんでしたが、2人とも同時期にパパになったことも大会に臨む原動力になっているのでしょう。決勝戦でも「ハンパねぇ」が出てくるかどうかは分かりませんが、「今日のハイライト」がなくても「トータルっぽさ」は見えてくるはず。順番的にもちょうどよさそうな感じがしますけど、どうでしょうか?準決勝の後、この結果を予想しなかった私に鉄拳制裁を加えてくれるような(苦笑)漫才が見たいです。

チュートリアルは前回、久しぶりに決勝戦に返り咲いたコンビ。去年は決勝進出者の記者会見に出ていなかったし、おそらく知名度も今ほどではなかったと思うのですが、そんな中でのあの「バーベキュー」のネタは結構衝撃的じゃなかったかと思います。今年は全国放送の番組や関東ローカルの深夜番組などでも見ることが増え、楽しみにする人も多くなった気がします。去年とは少し違う状況の中でどんな漫才が繰り広げられるのか。個人的には3回戦の「チリンチリン」でかなりヤラれました。ありゃすごかった。明日もあんなの見たいです。

変ホ長調は今さら言うまでもなく、『M-1』初のアマチュア女性コンビ。去年の敗者復活戦で見たときも面白いなあ~と思っていたのですが、今年は「アレをつまらないと言うなら、いったい何が面白いんだ!」と言えるぐらいの圧倒的な笑いを引き出してくれました(3回戦)。そう言うと普通はド迫力漫才になるのだろうけど、2人の漫才は立ち話にも似た雰囲気。まったりとしゃべっているのに、相当な毒舌。カナちゃんこと彼方さんの方は放送作家の勉強をしたことがあるようですが、この2人、アマチュアだと思ってなめたらアカンで、という感じです。いや、もう頑張って。

そして笑い飯去年はトップバッターながら最終決戦に残り、最後は「ハッピーバースデー」のネタで大笑いをさらいながらも準優勝。翌日のラジオ『笑い飯のトランジスタラジオくん』で優勝できなかったうっぷんを晴らしていましたが、今年はどうでしょう?「優勝しても毎年出場します」と言う2人なので、笑い飯が優勝しても頭打ちの状態は変わらないかもね。でもそろそろチャンピオンになってもいいよなあ。私が唯一予選を見ていないコンビですが、準決勝直前にルミネで見た子供のしつけのネタは、年齢性別問わず大受け。広く受け入れられる笑い飯の力を見た気がしました。

で、敗者復活戦ですが、今年は去年より厳しそうな気がします。東京組ではライセンス、大阪組では千鳥、NON STYLE、とろサーモンあたりが気になるところ。誰が出ても、決勝戦では気後れせずにネタをやってほしいものです。

というわけで、明日は寒空の中、天井全開バリバリの有明コロシアムで敗者復活戦を見てまいります。去年は決勝観覧ご招待の抽選で惜しくも(本当に惜しかったのです。3,4番違いだったから)ハズれましたが、今年はどうかな~。いろんな意味で期待をしつつ、見てまいります。祭りじゃ祭りじゃ!

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2006年12月16日 (土)

Fare due chiacchiere

どうも最近、元気が出ないなあ、おかしいなあと思っていたら、さりげなく風邪を引いていたようです。昨日やっとそれに気づき、葛根湯と元気の出るドリンク剤を飲んだら、あっという間に おげんこ。ま、そんなもんですね。

そういえばこのところ、出かける機会が多かったもんなあ。寒かったし、そのせいかも。どこを ほっつき歩いていたかというと(苦笑)、今週はチュートリアルの『おはなし』メッセンジャー・黒田さんの『たもつくん、ポイ!』と2つのトークライブに行っていました。どちらも2度目で、どちらも会場はシアターモリエール@新宿。先週はバッファロー吾郎の『おしゃべりサラダ』、先々週は島田洋七さんの『笑魂伝承』に行ったので、すっかり芸人さんの話ばかり聞いてる2週間という感じですね。

チュートリアルの『おはなし』前回の東銀座から新宿に場所を移すことに。『M-1グランプリ』の決勝進出者発表当日に行われたのですが、いい結果の後のライブになり、お2人も安心した様子。でも、徳井さんは「麒麟ならいい線 行くだろうけど、チュートリアルは…と思ってるんやろ」的なことをおっしゃっていましたけどね。なかなか厳しいファンもいらっしゃるようで。福田さんは新しい歯に変わってしばらくしゃべりづらかったそうですが(「何でこのタイミングに!」と言われていましたが)、それも慣れたようですし、期待してますよん。翌日のクリスマスは、徳井さんご希望の「2人でパーティ」をしちゃってください。

あとはドラマの話もしてましたが、出演者の方々と仲良くなるためのツールにはエロスも含まれてるんですね。さすがは徳井先生だ。それでもちゃんと仲良くなったみたいで、この日は出演者の方々も見に来ておられました。開演前の客席は、すっかりそれに色めき立っていましたが(苦笑)。他には福田さんの自転車の乗り方講座やら、徳井さんのキャリーバッグの上手な扱い方講座やら。キャリーバッグの通称は「ガラガラ」じゃなくて「ゴロゴロ」でしょうね。終演後は一緒に見た方やそのお知り合いに混ぜてもらって食事などしつつ、さらに 一盛り上がりして帰宅しました。いろんな意味で満腹満腹。いえ、金さんではなく(苦笑)。

『たもつくん、ポイ!』前回ほどの告知もなかったのに、今回もあっという間にチケットソールドアウト。『なるトモ!』の放送が打ち切られても、黒田さんの腹黒いイメージ…もとい、魅力は持続しているということなのでしょう(笑)。前回はサバンナ・高橋さんがゲストだったけど、今回はフットボールアワー・後藤さんとしばしトーク。フットのイベント『フットボールアワーとか』と同じ場所で、ゲストとして登場する後藤さんを見るのは何だか不思議でした。お互いのエピソードを話してたけど、それは2人が居酒屋辺りで話しているのを見ているような感覚。後藤さんには、黒田さんが後輩におごらないキャラを維持しようとしていることや、実は相方のあいはらさんのことを天然とは言えないようなエピソードを持ってることを暴露され、「逃げ場のないところまで追い詰める感じがイヤやねん」と黒田さん。いや~、そこはもう、たぶん後藤さんのSな感じでね。しょうがないでしょう。後藤さんは仕事の都合で途中から登場し、途中で帰られました。

黒田さんが1人になった最後は先日亡くなった清水キョウイチ郎さんのお話。実は、前回の『たもつくん、ポイ!』で清水さんの話が大受けしたので、次回はこのイベントに本人を呼ぼうということになっていたのだそう。そんな矢先に急死され、黒田さんも信じられなかったそうです。で、「追悼の意味をこめて」ということでしたが、エピソードがエピソードだけにしんみりするはずもなく(笑)。前回話した自殺未遂事件なども交えつつ、楽しく送り出したというところでしょうか。ちなみに、『やりすぎコージー』(テレビ東京)でも近いうちに清水さんを取り上げる回があるそうです(このトークイベントの前日が収録だったとおっしゃっていました)。

ネタを見に行くのも楽しいけど、トークライブも面白いわあ。ゲストを呼んでも気の置けない相手だったりして、また新たな一面が見られて興味深いですね。狭いところでやるとチケット争奪戦が激化してしまうけど、やっぱりモリエールみたいな密室っぽい感じのところでやるのが雰囲気もあっていいんだろうなあ。ロフトプラスワンなら飲酒・飲食もできてなお良しだけどね~。また次回も行けるといいな(※追記※行けました~。感想はコチラ)。

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2006年12月11日 (月)

決勝進出者決定なのだ~

というわけで、速報です。

麒麟(吉本興業 大阪)
ザ・プラン9(吉本興業 大阪)
チュートリアル(吉本興業 大阪)
トータルテンボス(吉本興業 東京)
フットボールアワー(吉本興業 東京)
変ホ長調(アマチュア)
POISON GIRL BAND(吉本興業 東京)
笑い飯(吉本興業 大阪)

http://www.m-1gp.com/min/
http://asahi.co.jp/m1gp/cyojyo/9kumi.html(写真とプロフィール)

ついについに!アマチュアが決勝進出!変ホ長調がやってくれました~。今年の決勝はいろんなタイプの漫才をする人が選ばれて、かなりバラエティに富んだものになりそうですね。今までとはまた違う『M-1』が見られそうな気がして楽しみです。変ホ長調以外がオール吉本になったけど、これには特に違和感を持ちません。いつか島田洋七さんも言ってたけど、劇場があるのは吉本の強みだと思います。この予選を通じて、いろんな場所でいろんなお客さんを相手に舞台を踏んでいる人たちと、テレビサイズの人たちでは やはり実際に同じ舞台で見てみると違いがある気がしました。とは言え、吉本所属の芸人さんには、もちろん、地の利もあったでしょうけどね。

え~、まだまだいろいろ思うところがありますが、後ほどまとめて感想を書くつもりどえす。敗者復活戦も含めて、今年のクリスマスイブは楽しくなりそうですよん。うっふっふ。

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2006年12月10日 (日)

つぎの夜から欠ける満月より

では昨日の『M-1』準決勝@東京の感想です。ここまでの予選の感想は1回戦がコチラ、2回戦(2日分)はここから、3回戦(東京3日分+大阪1日分)は東京分がこの辺から、大阪はコチラです。

『M-1グランプリ2006 準決勝』(ルミネtheよしもと)

チケット争奪戦も熾烈なら、出場者の争いも熾烈だった準決勝。さすがにここまで来ると、あとは今まで培ってきた本来の力を出し切れるかどうかが勝負の分かれ目になってきます。

全体的な感想としては、昨日(というか、もう「今日」になっていましたが)書いたとおり、準決勝に入って延びたネタ時間1分の使い方がうまくいったコンビもいれば、残念な形になったコンビもいた気がしました。あとは見る側の話になりますが、そのネタを見たことがあるかどうかによって、かなり感想に差が出てきます。当たり前のことといえばそうなのですが、こういった部分を審査員の方々がどう折り合いをつけているのか気になるところ。ちなみに、私はここまでの予選を見る機会にだいぶ恵まれ、今回の準決勝出場者はすべて2回以上見たことになります。ですので、初見の方より若干渋い感想になってしまうかもしれません。とは言え、例によってシロート丸出しですので、温かい目で読んでやってください(苦笑)。

で、実際のネタですが、3回戦と同じかそれを上回っていたように思ったのは、パンクブーブー、ライセンス、チーモンチョーチュウ、フットボールアワー。パンクブーブーは3回戦同様、同じシチュエーションの中で哲夫さんがどんどんぼけていくネタでしたが、今回は時代劇の設定。笑いの数も多くて良かったと思います。今日の大阪予選次第では、勝ち残る可能性もあるかも。ライセンスはいろんな視聴者向けのドラえもん。以前は1つのパターンが終わるごとに笑いが収まっちゃう感がありましたが、改良されてどんどん盛り上がるネタに。3回戦のネタより面白かったし、かなりいいんじゃないでしょうか。チーモンチョーチュウは3回戦と同じ3文字で会話する話。ネタ時間が延びたので、最後に1文字で会話するのを試すくだりが加わっていました。このまま残るか?と言われると、決勝に進むにはちょっとこじんまりしてるかなあという気もします。フットボールアワーは戦隊ものの主題歌。結局、予選では新ネタをやりませんでした。確実なもので決勝に上がろうということでしょうか。途中、細かいところで以前と変えてる部分もありましたが、安定感という意味ではこれ以上の漫才はないでしょう。決勝用に隠し球でも準備してるのかな?相変わらずそれが気になります。

あとは期待していたルサンチマンが1分の使い方に苦労したように感じました。延びた分だけ失速気味…。2回戦、3回戦とは少し違うように思いました。それでも今までどおり、インパクトは残してましたけどね。ポテト少年団も3回戦の方がテンポが良かったな~。「やくざの女」と中谷さんの表情は相変わらず面白かったですけどね。東京ダイナマイトは奇襲作戦?ビールの注ぎ方のネタでしたが、お互いに交互にボケるスタイル。今までと違うやり方でちょっと驚きでした。あえて準決勝でねぇ…。ザ・パンチも3回戦ほどの炸裂はなかったかもなあ。ただ、あのスタイルは誰にも真似できないし、相当な武器ですよね。

チュートリアルは福田さんが新しい冷蔵庫を買うネタ。個人的には、「フットボールアワー戦隊」と並んでかなりよく見た話でした。その分、いろんなことを考えてしまったわけですが、何とな~く今までとはちょっと違ってたかも。「シロートのクセに」と批判されることを覚悟して言えば、微妙な間とか畳み掛け具合とかがほんの少しずつ違う気が。うまく乗り切れてないというか、緊張してる感があるというか、そんなような感想を持ちました。3回戦の方が独特のグルーヴ感があってすごかったようにも思いますが、このまま勝ちあがっても不思議はないし、万が一そうじゃなかったとしても復活できるでしょう。決勝で頭をグラグラさせて下さい。サンドウィッチマンも街頭アンケートネタで面白かったけど、これも何度か見ているので、その辺りで私の見方が違ってたかも。好きなんですけどね~。

後半に続きます。

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2006年12月 1日 (金)

あらしのまえに

『M-1』ばかり見てると、普通のライブもそんな見方をしてしまいますね。というわけで、またまた遅くなりましたが、『フットボールアワーとか』について(過去の『とか』はコチラコチラでどうぞ)。

『フットボールアワーとか』(新宿シアターモリエール)

フットボールアワーが3組のゲストを招いて行っている不定期イベント。8回目となるこの日はカナリア、ライセンス、チュートリアルと、奇しくも今年の『M-1グランプリ』準決勝に駒を進めたコンビばかりがそろいました。

いつものように最初はフットのお2人のトークで、今回は井川遥さんと共演した話。あまり接点のない女優さん、しかもきれいな方との仕事で、岩尾さんは相当テンションが上がったそうです。でもそれは後藤さんも同じこと。その上2人はそれぞれ「井川さんはオレに気がある」と思っていたのだそう。なんて幸せなコンビ(苦笑)。もちろん、収録中はどちらもそんな気持ちをおくびにも出さずに終了。そしてそんな楽しい仕事をした翌日、なんと井川さんご結婚の報道が!心の中で「もしや…」と思っていた分、お2人の衝撃は大きかったようです。岩尾さんは「オレと会うのが早ければ…」と言ってたけど、それはどう…かな?(笑)ちなみに、井川さんと共演したこの番組は『未来創造堂』(日本テレビ)みたいです。

ネタの方は、トップバッターのカナリアが謎のCMが出てくる話。『M-1』3回戦でも次から次へと謎の言葉が出てくるネタをやってましたね。もう1つ全然別のネタと組み合わせてたけど、何だったっけ?すいません、失念しました(※追記※結婚を申し込みに行く話でした)。ライセンスのネタも『M-1』3回戦でやっていた、いい接客の仕方を膨らませた感じ。『M-1』だと時間制限があって遊びの部分がなくなってしまうけど、こういう感じでゆったり見るとまたちょっと印象が違いますね。これがライブの醍醐味というか何というか。井本さんは久しぶりに会った岩尾さんの頭髪に驚愕したようです(笑)。

チュートリアルはネタより何より、まず福田さんのきれいになった歯に客席は釘付け。しかもダイエットもして、徳井さんが「お前、何組のヤツに好かれたいねん!」と言うほど(笑)。でも、ダイエットの方はスリムになったというよりその腕は枯れ枝ですか?ぐらいな感じになり、ピカピカの歯ばかりが妙に目立っちゃってました。で、肝心の漫才は犬を飼いたい話。『ZAIMAN』でもやってましたが、今回は しっかり着地(笑)。オチの辺りが改良されてました。私はこっちのほうが好きだなあ。チュートリアルはこれと3回戦の徳井さんが「チリンチリン!」を連呼する、自転車のベルが盗まれるネタで『M-1』に挑むのでしょうか?

最後のフットボールアワーは やたら取り皿のことばかり言う居酒屋の店員の話とムツゴロウならぬイワゴロウの話。居酒屋店員の方は前と違うところもあったような。しつこいようだけど、『M-1』は2回戦3回戦も新ネタじゃなかったみたいなので、『とか』は新しいので来るかなあとちょっと期待してたんですけどね。必ず新しいものをやる必要もないし、フットの漫才はいつも面白いので大好きなのですが。また今度ね。

トークコーナーは、例によって事前のアンケートに基づいたもの。ここでも最初は「福田祭り」の様相で(笑)、まずは福田さんの歯とダイエットについての話から。他のメンバー全員から「やせすぎ」といわれた福田さん。舞台で服を脱いでそのボディを見せつけてましたが…やっぱやせすぎです。太ももは「太」の字は いらないでしょう(苦笑)。逆に今回の出演者の中には隠れぽっちゃりちゃんたちもいて、後藤さんと徳井さんと藤原さんは なかなかの腰周りの持ち主。それぞれ生腹(笑)をさらけ出していましたが、座ると完全にヤバい。おなかがベルトに乗っちゃってますから!残念!ちなみに事前アンケートの内容は「一番スケベだと思う人」「もうおっさんだなあと思う人」「同じクラスだったとしても、たぶん友達になってない人」の3つ。後藤さんがすべて上位にランクインするという、イベント発起人冥利(みょうり)に尽きる結果になりました(笑)。

最後は絵の下手さを競うゲームで終了。徳井画伯の筆さばきは今もなお健在で、見事優勝(要するに一番まずかったということね)していました。どれも、目が鋭い一重(ひとえ)なんですね(笑)。胸ポケットも意味なくステキ。

というわけで、今回の『フットボールアワーとか』もつつがなく終了。それにしても、この日のメンバーの上下関係は相当微妙だったなあ。NSCの卒業順だけじゃなく、芸人さんになった時期もいろいろ入り組んでるんだもの。複雑にしてたのはチュートリアルだったわけですが、そうか、福田さんはライセンスより後輩なのか。へぇ~。そんなやり取りも含めて、今回も面白かったです。次は来年かしらん?

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2006年11月28日 (火)

どう咲きゃいいのさ このアタシ

今年の敗者復活戦は屋内だ!と思ったら、屋根を開けて屋外仕様にするらしいですよん(byはりけ~んず・新井さん)。というわけで、3回戦最終日@東京について。あ、1日目はコチラ、2日目はコチラ、さらに大阪3回戦2日目はコチラですわ。

『M-1グランプリ2006 3回戦第3回』(ルミネtheよしもと)

大阪・東京を通して最後の3回戦。この日は35組が出場し、13組が準決勝進出を決めました。2日目が33組中6組しか通らなかったわけですが、それと比べると3日目は有力候補が集まった日だったのかなあとも思います。

実は3日目は最前列で見るという幸運に恵まれ、チケットが当たる運を使い果たしたんじゃないかと不安になるほど(苦笑)。どうなる、準決勝!ともあれ、おかげさまで出場者の方々が密かに手にカンニングペーパーを張っていたり、最後まで震えが止まらなかったり、といったところまで見ることができました。期せずして臨場感がありありと分かる観戦になりましたが、正直、ちょうどよく見られるのは2列目以降かも。

さて、この日の個人的ヒット賞はチーモンチョーチュウ、ルサンチマン、ザ・パンチの3組。チーモンチョウチュウはファミレスで店員と客が会話を3文字ずつでする、というネタ。以前見たときより改良され、かなり面白くなっていました。ルサンチマン2回戦同様、3回戦もボケの浅川さんがテンション高く「確かに!」を連発。ツッコミの吉尾さんが「それは×××だろ?」と正すと、浅川さんが「確かに!そうなんです、×××なんですよ」と、相手の言葉尻だけを押さえて肯定し倒し、話は さっぱりかみ合わないまま(笑)。準決勝でも大ハマりしたら、ひょっとしたりするかも。ザ・パンチもいつもの「お願い、死んで~」な漫才。やっぱり途中で松尾さんが「それはいいね~」と肯定するのが効いてます。パンチ浜崎さんの他人の見方など どこ吹く風な感じもいいですよねぇ。終盤の見疲れた頃の登場でしたが、大笑いで生き返らせてもらいました。

サンドウィッチマンもいつもどおりの安定感。ボケの人がうわべだけしか聞いてない感じの漫才って結構多いし、そういうパターンの人たちってどうもアンタッチャブルっぽい仕上がりになったりしますが、サンドウィッチマンは独特。ジパング上陸作戦はチャドさんの日本人っぽさ(苦笑)がなせる業なのか、他の外国人が混じったコンビとは ちょっと違います。ネタの中の外国人エッセンスはジパングくらいで十分なのかも。2度目の優勝を目指すフットボールアワーはお菓子の名前が英単語の比較級、最上級みたいに変わっていくネタ。チョコレートの「紗々」は最上級の「サシェスト」になると、とんでもなく絡まってるらしいです(笑)。フットはこのまま今までのネタで来るんでしょうかね。完全に大きなお世話ですが。

それとこの日も『M-1』用に組んだコンビが4組登場。その中でというか、東京・大阪の3回戦全体を通して唯一生き残ったのが、増谷キートンさんと椿鬼奴さんのBODYでした。ネタは今さらの『冬ソナ』。でも同じ『冬ソナ』でもこちらはパチンコの方です。リーチがかかって大当たりになるまでをキートンさんがやらされるんですが、ここでまさかのヨンさまのモノマネまで(苦笑)。あべさく1回戦2回戦と同じぐらい面白かったですけどね~。話題のたむらけんじと竹山崎はそれぞれ順番にいろんなことに文句を言う、キレ芸を生かしたもの規定時間をオーバーしてもやり続け、MCのはりけ~んずに強制退場させられてました(笑)。個人的には いろんな意味で大注目だった座長・社長は しゃべくり漫才で、東京で見るとかなり新鮮。ポン太さんがウッドベースを弾いていたと思ったら…とかいうのって、ピンの時にやってたんでしたっけ?客席には他にも座長・社長を楽しみにしていたお客さんがいたようです。よかったよかった。

というわけで、東京3回戦は3日間で31組が準決勝進出。さらにバッドボーイズ、5番6番の追加合格も決まり、全部で33組が次に進むことになりました。

今年の3回戦は大阪の1日目以外、すべて見るという、もはやド阿呆なことをしてしまいました(苦笑)。ド阿呆ついでに言えば、決勝には今年も関西勢が多く残るかなあと思ったりしています。ただ、準決勝が3回戦と同じぐらいの出来だったら、ですが。1回戦と2回戦、2回戦と3回戦を比べても、「前のほうが面白かったな~」と思うコンビがかなりいたので、こんな考えも予想というより妄想に近いけど(笑)。さあて、次の準決勝も楽しみ。つーか、チケットが手に入りますように。なーむー。

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2006年11月 4日 (土)

Now get the chance!

行ってきました、『M-1』2回戦@東京。というわけで、ざっくりと感想など。

『M-1グランプリ2006 2回戦第1回』(ラフォーレ原宿)

長く続いた1回戦が終わり、『M-1』もいよいよ2回戦に突入。東京では今日からの3連休でこの戦いが繰り広げられます。MCは『M-1』予選の顔、はりけ~んず。今回も前田さんの「M-1萌え~っ!」の雄たけびが、おしゃれビルヂング・ラフォーレ原宿6Fの会場に響き渡りました。

さて、今日のエントリー数は120組あまりで合格したのは38組。私は出場者の4分の3程度に当たる、グループDまでを見てきました。場内は立ち見も出るほどの盛況ぶりで、私が到着した開演20分前には「立ち見になりますのでご了承ください」という案内がされていました。でも、身軽な1人観戦だから座れたけどね。明日以降、行ってみようと思っている方は、早めに向かったほうがいいかもしれません。それから会場内は空調が効きすぎて寒いので、何か準備していくとより良いでしょう。ま、場所にもよるかもしれませんが。

で、肝心の漫才ですが、今日の目玉は やはりフットボールアワー。早い時間に登場した2人は岩尾さんがラブソングを作る、というネタで2回戦に臨みました。ラブソングなのに、だんだん節々が痛いだの、残尿感が尋常じゃないだのと歌詞は妙な方向へ。そこに後藤さんが苦笑しながら突っ込む「フットボールアワー戦隊」タイプの漫才でした。結果はもちろん3回戦進出。まずは手堅く勝ち抜いた感じでしょうか。ちなみに、今大会への参戦については11月16日発売の『ぴあ』で真意を語っているそうです。それがどんな内容であれ、見る側としては妙に理屈っぽく構えたりせず、他の出場者の漫才と同じく楽しんだり、手に汗を握ったりしながら見続けたいと思っています。『M-1』の下ではみんな平等だもの。

他にもテレビでおなじみの芸人さんたちが出場しましたが、個人的には地上波で なかなかお目にかかれない若手も気になるところ。亀田三兄弟のお父さんのモノマネで『とんねるずのみなさんのおかげでした』(フジテレビ)の「細かすぎて伝わらないモノマネ選手権」にも出場したレアレアは変わったツッコミをしようというネタ。ノリツッコミをしてもう1回のっちゃう「ノリツッコミノリ」は他のコンビもやっていましたが、レアレアのほうが面白かったです。その筋の方?という風貌のアイパー滝沢さんとそれとはまったく対照的な望月さんのコンビ、えんにち は滝沢さんの歌が何だかヤバい内容に。9月まで深夜に放送されていた『インパクト!』(フジテレビ)でも披露していた極道替え歌は このまま勝ち進んでも問題ないんでしょうか?(笑)とりあえず、2回戦は突破です。

それから、囲碁将棋のコンビニネタもグー。芸人と言えず、ラッパーと偽ってコンビニでバイトをするという話なんだけど、ラッパーとしてのキャラ付けが無理矢理…。囲碁将棋ってあんまり見たことなかったんですが、3回戦も楽しみです。ラフ・コントロールサカイストも予想以上に良かったな~。ラフ・コントロールは同棲したいという話で、サカイストは兄の死に目にあった時のための練習をしよう、というネタ。期待してなかったわけじゃないけど、ここまでとは思ってませんでした。すいません。次も頑張ってくださいっ。

他には、お子ちゃまコンビの わかんない(←コンビ名です、コレ)は、出てくるや否や会場のお兄さん、お姉さんのハートをわしづかみ。4歳と9歳のコンビのようですが、さすがNSCジュニアの生徒という感じ。残念ながら勝ち残ることはできませんでしたが、あんなに小さい子供でも学べば結構できるようになるのね~。それとゾマホンズという、名前からして誰が出てくるか分かっちゃうコンビも登場。サンコンさんだのクロマティだの、その辺の人たちに間違えるボケにゾマホンさんが全力でノリツッコミをしてました。でも、こちらも2回戦で敗退です。

全体として、今日は『ドラゴンボール』と『サザエさん』を引き合いに出すネタが多かった気がします。他とかぶるのは仕方ないと思うし、この2つを使ったネタで合格したコンビもいるんですが、見る側としては、同じ感じが続くと「これも?」と思っちゃうこともあります。残酷ですね、すいません。出演順とかも関係あるでしょうし、その辺は難しいところだと思いますが。あ、でも『ドラゴンボール』モノではセブンbyセブンのネタが好きでした。惜しくも不合格でしたが。

といった具合に、明日・あさっても部分的に見に行くつもりです。いや~、今年はレベルが高いですよ。

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2006年10月29日 (日)

Back On

どうして『M-1グランプリ』って、こんなにテンションを上げてくれるんでしょーか?1回戦を見ただけでもワクワクしてたっちゅーのに、もっとワクワクというか、0909させてよというか(苦笑)、驚きのニュースが発表されました。

なんと、2003年優勝のフットボールアワーが『M-1』に再挑戦するそうです(ソースはコチラ)。

なぜまた出場することになったのかは書いてありませんが、見る側としては さらに興奮度アップ。リスクの多いことだろうに、よく挑戦する気になったよね~。すげえとしか言いようがありません。3回戦終了直後にはフットのイベント『フットボールアワーとか』もありますが、ここでの漫才やトークも楽しみにしたいと思います。

こりゃあ2回戦は最初から見に行かねば。観戦したら、随時また感想など書いていきます。

※追記※ 『スポニチ大阪』にさらに詳しい記事が出ていました⇒コチラ 「2回戦出場後にも参戦の経緯を明かす」ということです。

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2006年9月 7日 (木)

愛の自爆装置

地図帳広げたり、ピアノに登ったり、リンゴかじったりすれば、そこにはオンガクが。というわけで、フットボールアワーご出演の『ROCK FUJIYAMA』について。

『ROCK FUJIYAMA』(テレビ東京)

「大人のロック」推進番組の『ROCK FUJIYAMA』。実はわたくし、今回初めて見せていただきました。月曜日の深夜って、あっちでもこっちでも面白そうな番組をやってるんだけど、その時間帯は毎週おなじみ私の修羅場タイム。いろいろやりくりしてみても必ずビデオデッキ1台がふさがってるので、どうにもこうにも…。でも今回は見ましたのよ、『ROCK FUJIYAMA』を。

ゲストはフットボールアワー。フットと言えば、後藤さんは盆地で一位というバンドをやってるし、イベント『フットボールアワーとか』ではストレイ・キャッツの曲を使ってるし、そして2人はレモンティーズだし(笑)…と音楽とは何かと縁が深そう。番組でもギターを弾きながら登場した後藤さんは、「漫才やるときも気分はロックですから」と豪語し、いきなりギターマニアぶりをアピール。一方の岩尾さんは「僕は生き様がロックです」(笑)。オープニングの飛び跳ねながらシャウトした場面では、お尻のあたりがつってたみたいですけどね。それもロック。This is ROCK!

で、今回は90年代祭り。人気のベスト20をPVを見ながら振り返りましょう、といった内容でした。途中には、後藤さんが自身のギター2本を披露。「うまい人に弾いてもらってないんですよ」というわけで、レギュラー出演者のマーティ・フリードマンさんとローリーさんが弾いてみたのですが、持ち主曰く「オレのギター、めっちゃカッコええやん」。曲もストレイ・キャッツだったしね。大興奮でございました。ちなみにランキングはこんな感じ。マニック・ストリート・プリーチャーズが入ってないね、そういえば。

あとは岩尾さんがヘッドフォンから流れる曲をシャウトし、何を歌っているのかをマーティさんとローリーさんが当てる「ロックテール岩尾 俺にも歌わせろ!!」なんてコーナーもありました。原曲の影も形もなさそうな歌ばかりでしたが(苦笑)、そこはプロ。ちゃんと正解を出していました。でも『Rock this town』なんてよく分かったよな~。さすが、がーさす。

かつて私の趣味の中心は音楽で、それなりに熱心に追いかけていたけど、時が過ぎていくうちにそれがサッカーに代わり、お笑いに移り…と、音楽への貪欲度数は やや下がり気味。それでも『ダイナマイト関西』のときは、出場者がお題の答えを考える間に「私だったら入場曲は何にするかな~」と、あるはずもない未来に向けてあれこれ考えたり、誰かの単独ライブに行ったときにはネタとネタの間に流れる曲が私好みだと余計に楽しく感じたり、と今でも多少は意識します。それと、私は定期的に見ているお笑い方面のブログってほとんどないんですが(お勧めがあったら教えてください)、ちょいちょい読ませてもらっているブログは わりと音楽も気にしてる感じの人のものだったりしますね、何となく。

フットボールアワーもそうだけど、音楽が好きだったり、チョイスがいい感じだったりする芸人さんはなんだか心地いいですわん。個人的にはパンクなものより、テクノ寄りな曲が聞けるほうが好きだったりもするわけですが。だから、麒麟の出囃子の『シャングリラ』には毎回ヤラれるし、『甘いチュートリアル』のロニ・サイズとおぼしき曲にも前のめり気味になったし。チュートリアルは『チュートリアリズム』のときも、それっぽい曲を使ってた気がするんだけど。DVDには もちろん反映されてないけど。

そんな私が『ダイナマイト関西』入場曲を選ぶなら…オザケンの『ドアをノックするのは誰だ?』とかプライマルスクリームの『ロックス』とか…って全然テクノじゃないぢゃんっ。アンダーワールドとかもいいよね~、ベタに『Born slippy』とかさ~。スクービードゥも捨てがたいし、いっそトム・ジョーンズ、ええい、スクリーミン・ジェイ・ホーキンス!もう訳が分かりませんが、その前に私が『ダイナマイト関西』に出るわけないのよね~(涙)

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2006年7月28日 (金)

Road to no regret

『ダイナマイト関西』の翌日は ほとんどとんぼ返り。それは東京でライブを見に行くからさ~。というわけで、私にとっては2度目の『フットボールアワーとか』について。

『フットボールアワーとか』(新宿シアターモリエール)
※追記※麒麟、POISON GIRL BAND、COWCOWが出演した#3(たぶん)の感想はコチラ、カナリア、ライセンス、チュートリアルが出演した#8はコチラで。

前回に引き続き、今回も運良く行けました。26日のゲストはザ・パンチ、チュートリアル、2丁拳銃。今月は偶然もあって、ちょっとした「チュートリアル強化月間」(笑)の様相でしたが、これはその締めくくりでもありました。

まずオープニングのフットボールアワーのトークは、岩尾さんが空港で見た特徴的な頭のおじさんの話。頭髪のことは岩尾さん自身も他人事ではないわけですが(笑)、空港で見たおじさんは更に薄毛が進んだお方。もはやバーコードといった感じだったようです。でも、それだけならどこにもいるタイプ。なのに この人に注目してしまうのは、後頭部に大きなほくろがあるせいだったんだとか。ほくろがあるおかげで、そのおじさんの後頭部の肌が露出している部分全体が胸に見えてしまったんだそうです。だから、ほくろの辺りに手をやったりすると、どうにもエロい感じに映ったようで(苦笑)。「今日は2人とも新しい洋服です」とさわやかに登場したわりには、結局女性の胸の話にもなり、後藤さんが岩尾さんにその辺の意識調査をしつこくやってみたり…と、まあそんな感じのオープニングでした。

ネタはトップバッターがチュートリアル。おいしいと評判のラーメン屋さん、でもその理由はなぜか怖い話風味だったり、カレーのいいにおいをさせている家には家庭の事情があったりと理由づけが妙な話でした。この日の徳井さんは福田さんに「ノリノリや」と言われてしまうほど細かいことに食いつき気味。福田さんがアドリブで言った「特異体質」の言葉にも「俺は徳井や」と もはやダジャレの域まで行っちゃいました。続いてはザ・パンチ。パンチパーマの浜崎さんとその隣で「お願~い、死んで~」とひたすら涙し、懇願し続ける松尾さんのコンビです。松尾さんの方はずーっと相方の能天気ぶりに泣いているイメージだったけど、「それはいいね~」と賛同する部分もあるのね。でもすぐ裏切られちゃいますが(笑)。3番手は2丁拳銃。2人ともスーツ姿って珍しいですね。最近はこうなのかしらん?ネタは小堀さんのシナリオに合わせて修士さんが演じるという話。かっこいい探偵のはずの修士さんの名前が「ケツアゴ」で、しかもそのケツアゴが最後にすごい威力を発揮しちゃいます。『MBS新世代漫才アワード』への意気込みなんかも感じますね。最後のフットボールアワー仕事の幅を広げましょうというネタ。岩尾さんがグルメレポーターになったり、トーク番組の司会をしたり。「とくトークをトーク&トーク」は久々に見たけど面白いですね~。展開は分かってるんだけど。

コーナーも前回同様アンケートに基づいたものとゲームの2つ。アンケートではエロス的な話もあり、徳井さんが一瞬にして客席をドン引きさせた上に、「芸人なんてこんなもの」と言ったおかげで波は一層引くことに(笑)。面白い話と受け入れた私は汚れちまってますか?あとは かつて小堀さんが泥酔した福田さんを見るに見かねてカラオケに誘ってあげた話やら、後藤さんがその筋の方に言いがかりをつけられたときに岩尾さんがシレっと袋とじを破いていた話、ザ・パンチというコンビ名はパンチパーマありきで始まったという話なんかも出ました。ちなみに、このイベント当日、タクシーの運転手さんの言動に腹を立てたという徳井さん。文句を言うのかと思いきや、「苦情はこちら」と書かれた紙(苦情センターの電話番号が書いてあるヤツですね)をサッと抜き取ったそうです。カピパラ最大の抗議行動ですね(笑)。

ゲームコーナーは「ギャグしりとり」。進行役の後藤さんに指名された人が前に出てギャグを言っていきますが、「しりとり」なので最初の文字は前の人が言ったギャグの最後と同じでなければなりません。考える時間もほとんどないから、苦し紛れの産物が並ぶことになるわけですね。ここではザ・パンチの2人が大健闘。松尾さんの方は人名の入ったギャグシリーズがなかなか。最後はザ・パンチと徳井さんが優勝を目指して対戦しましたが、結局、徳井さんが勝利。記念に後藤さんからメールが送られることになりました(笑)。ちなみに、後藤さんには途中で福田さんのご指名を受けて、ギャグを考えねばならない場面もありましたのよ。

そんなわけで、次回は8月14日。出演者がまだ決まってないみたいですが、8月4日からチケット販売だそうなので、間もなく決まるでしょう。毎回、チケットの入手が難しいイベントですが、前回などは当日券が出ていました。なので、「前売りで手に入らない…」とお嘆きの方もとりあえず当日会場に行ってみるのもひとつの手かもしれません。もちろん、保証はできませんけど。

しかし、さすがに寝不足2レンチャン&東京~大阪の移動の後のライブというのは、なかなかグッと来ますね。ライブ自体は大丈夫ですが、今日は午前中、まるで使い物になりませんでした(苦笑)。

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2006年7月 7日 (金)

ロックタウンは恋の街

書いていたら長くなったので分けました。だから本日2本目。いきなりエンジン全開バリバリ、夜露死苦。1本目はコチラ

『フットボールアワーとか』(新宿シアターモリエール)
※追記※2丁拳銃、チュートリアル、ザ・パンチが出演した#4(たぶん)の感想はコチラ、カナリア、ライセンス、チュートリアルが出演した#8はコチラで。

こちらは おとといのイベント。今までにも何度かやってるシリーズものですね。フットボールアワーはトークライブにしろ、このイベントにしろ、そしてルミネにしろ、私にとっては切羽詰っているときにやってることが多く、なかなか見に行けない芸人さんの1組…。なので、今回はついに念願かなったり!というわけで、新宿まで馳せ参じたのでした。

ゲストは麒麟、POISON GIRL BAND、COWCOWの3組。フットボールアワーのトークに続いて、それぞれがネタをやり、さらにコーナーで盛り上がりましょうという内容でした。

最初のトークは、以前泊りがけでロケに行ったときのことについて。最近は別々の部屋になるのが常の2人。ところがこの日は珍しく、旅館で相部屋になっちゃいました。寝室と居間に分かれたその部屋は、寝室の戸を開けると布団が2つぴったり並べて敷かれています。そこはかとなく漂う、なんとも気まずい雰囲気…。そしてスタッフの方々も一緒の食事の後、先に岩尾さんが部屋に帰って就寝。困ったのは後で戻った後藤さんです。2人並んで寝るべきか、どうしたものかと相方の寝顔を見下ろしていた後藤さん。結局、居間のソファで寝たんだそうです。岩尾さんにしてみれば、「大事にされてる彼女」気分(笑)。でも後藤さんとしては、まっすぐ上を向いた状態で首まで布団をかけてる上に、寝てるときにいろんな音を出す岩尾さんの隣は絶対イヤだったんだそうです。

ネタの方は麒麟が田村さんの結婚式を川島さんがプロデュースするという話。最近『7じ9じ』って行ってないので分かりませんが、新ネタだったでしょうか?POISON GIRL BANDも結婚式がらみの漫才でしたが、こちらは招かれる側の話。吉田さんが阿部さんにご祝儀をいくらもって行けばいいか相談するというネタでした。COWCOWは よしさんが女の子に告白するという話。多田さん扮する健子ちゃんは、ロケット花火も手で持っちゃう おちゃめさんでした(笑)。最後のフットボールアワーは いい父親になるにはどうしたらいいかというネタだったんだけど、岩尾さんが自作の歌を歌い出したのは何でだっけ?面白かったのに失念しました。とほほ…。

コーナーでは、お客さんのアンケートに基づいた話とゲームを4組で。アンケートの方では、麒麟の田村さんが終始「樹木」になっておられました(苦笑)。ゲームは条件にあったフレーズを作るというもの。一方の箱から ひらがな一文字、もう一方から「××な言葉」とか「××が言いそうな言葉」という条件を取り出して、先に引いたひらがなが初めにつくようにします。これで後藤さん以外の7人が対戦し、勝者を決めたのですが、優勝したのはPOISON GIRL BANDの吉田さん。「ず」が最初に来るフレーズを作るところで、「おれ、ZOOに…」といきなりの禁じ手で麒麟・川島さんを撃破しました(笑)。優勝商品はゲームに使った箱一式。「じゃあ後藤さんにやらせたら…」という悪魔のような川島さんの一言で、持ち主が吉田さんに代わった最初のプレイヤーは後藤さんになっちゃいました。苦しみながらいろんなフレーズを言ってたけど、どれも標準語っぽかったのは なぜなんだろう(笑)。それが緊張ってヤツですかい。

こちらは笑い飯のライブと違って2時間足らずで終了。会場側の決まりもあるとかないとか…。なので思ったよりあっさり風味でしたが、こまめにやられているようなのでこのぐらいがちょうどいいかも。ちなみに次回は7月26日。ゲストは2丁拳銃、チュートリアル、ザ・パンチの予定です。また行けるかな~。

※タイトルはライブで流れていた曲の邦題。ダサさがたまらないタイトルを文字にしたくなったので使ってみました。好きだけどね、ストレイキャッツ。

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やってくれますね あなたって

なんだかんだ言いながらも、ライブは消化しております。ちょっと時間がたってしまいましたが、先月の笑い飯の単独ライブと、おとといのフットボールアワーのイベントについて。

『年末は忙しくなる予定ですライブ』(ルミネtheよしもと)

今回のライブは、笑い飯のいろんな能力をカタログ方式で見せるというもの。漫才力(りょく)はもちろん、コント力や演技力、トーク力、他には記憶力や説得力を見せるコーナーもありました。

いろいろ盛りだくさんの内容でしたが、この日はゲストも登場。「トーク力」のコーナーに現れたのは小室哲哉さん。『ガチコラ』でコラボレーションした間柄ですもんね。なので、トークの内容もその時のことに。笑い飯の曲は『Hola! 大岩功先生』という『スペイン語会話』(NHK教育)でお世話になった大岩先生を歌ったもの。「♪ポルケ・サベス・タント・デ・カタルーニャ~」と哲夫さんお気に入りのフレーズで始まる曲は、途中、大岩先生役の哲夫さんと西田さんのセリフもあって、番組を見たことのある人にはかなりツボ。もちろん小室さんには何がなんだか…だったようです(笑)。

それでも笑い飯としては、ダウンロードバトル1位を狙えると思っていた自信作。この日のライブではPVまで作って見せちゃいましたしかも歌は生披露。そして客席には大岩先生ご本人が。ロビーで見かけたので舞台に登場するかと思っていたけど、後ろでこっそり見てたんですね。PVの映像は『スペイン語会話』をあちこちつないだもので、大岩先生もかなりご出演。自分がネタにされることに喜びを感じていた先生にもご満足いただけたんじゃないでしょうか。

他には「映像力」が面白すぎました(笑)。大阪で放送された番組『空想深夜番組どエンゼル』のものだったようですが、途中笑いすぎて涙も出るほど。笑い飯の2人が別々に「訪ねて」という旅番組のレポートをし、そのビデオを相手の家に送りつけるという内容なんだけど、おばあさんに「おじいちゃん」と声をかけたり、神社なのにサファリパーク並みに車で参道に入っていったり、「訪ねて」というタイトルを「訪ねてぃ」と言ったりと、笑い飯の漫才をほうふつとさせるボケ合戦。そのうちビデオテープがベータになったり、梱包の仕方もおかしくなったりとありとあらゆることでボケまくります。すごいわ~、いいわ~、もっと見たいわ~。

あとは「説得力」哲夫さんは電車のパンタグラフとトイレの新旧の差について、西田さんはバカバカしいデザインの兜(かぶと)について説明。説得力というより説明力ですね。哲夫さんのお客さんの雰囲気も省みずに早口でまくし立てる感じは『笑い飯・千鳥の大喜利ライブ』のMr.Xでした。「演技力」では高校生の2人が大学に進学するかどうかで熱くまじめに語り合っているのに、なぜかボタンが豆電球(笑)。心のどこかにいつでもボケを。それと「コント力」では、漫才でおなじみ なまはげの話を西田さんだけがボケる方式でコントにしてました。逆に哲夫さんがボケに回ったコントは刑務所の囚人と看守という設定で、西田さん扮する囚人に妻が面会に来るんだけど、哲夫さんの看守がいろんな方法で邪魔をするという内容でした。

最後の病気のF1レーサーと試合出場を思いとどまらせる医者の漫才は、見てるこっちが緊張します(苦笑)という感じでしたが、全体としては面白かったです。最近よく見る、自分の車の前に子どもが飛び出してきたら…という漫才もまた見られてよかったよかった。

そういえば、今度女子中高生限定のライブをやるそうだけど、どんな内容なんだろう?チケットが売れてないと嘆いてたけど、ぴあでは売り切れ間近みたいです。あの笑い飯が女子中高生の感覚に歩み寄る姿は見てみたいわ~。もはやコスプレもヤバイぐらいの感じだけど(苦笑)。

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2006年3月 5日 (日)

はみ出るくらいでちょうどいいぜ

アクセス数が8万件をこえました。ありがとうございます。それと同じぐらいテンションが上がることと言えば、今日の『チュートリアリズム』。その前にチュートリアル出演の『横丁へよ~こちょ』について。

『なにわ人情コメディ 横丁へよ~こちょ!』(スカイA・朝日放送)

私がほぼ毎週欠かさず見ている大好きな番組の1つが、この『横丁へよ~こちょ』。地上波では関西ローカルの放送のようですが、約1か月遅れでスカパーのスカイAで見ることができます。

なんばグランド花月(NGK)で公開録画されるこの番組では、はなつき横丁を舞台にさまざまな物語が展開されます。でも、NGKで収録されていることからも分かるように、話は新喜劇のノリ。毎回、話の中にはお約束のギャグがちりばめられ、終盤はちょっとしんみりして、最後はドタバタ楽しく終わります。出演者は、料理屋「じんない」の板前役が陣内智則さんで、その父親がオール巨人師匠。同じ横丁に店を構えるたこ焼き屋の店主がフットボールアワーの後藤さん。相方の岩尾さんはぜんざい屋さんです。その岩尾さんのお姉さんが吉本新喜劇の未知やすえさんで、「じんない」の新入り板前がキングコングの梶原さん。相方の西野さんは占い師の山田花子さんの旦那さん役で、池乃めだか師匠が「キャバレー ミスなにわ」の副支配人・池やんという設定。毎回このレギュラー陣に加えてゲストが登場します。

今週のスカイA放送分のゲストはオール阪神師匠とチュートリアル。お話は、かつて後藤が修行をした有名なたこ焼き屋「たこはん」の女主人(!)、オール阪神師匠扮する高田阪神子が後藤を訪ねてくるところから始まります。まず横丁の面々が阪神子にご挨拶。「板前をやってる陣内です」。「父親の巨人です」。「そこで働いている梶原です」…とテンポ良く言っていくのですが、例によってめだか師匠が「やあ、お会いできて光栄です。保安官のロバートです」。ちなみに、ゲストが3人組のロバートだった時は名前を変えてました(笑)。

「たこはん」はたこ焼きだけじゃなく、変わったパフォーマンスでも名を馳せていて、それがピンポン球を口で飛ばすというもの。そんなこともする陽気な阪神子ですが、実は3年前にご主人を亡くし、「たこはん」は休業中。そして、一子相伝のダシの秘伝書を後藤に渡すと言うのです。聞けば徳井さん扮する一人息子の義実は、阪神子から金をせびっては友だちでチンピラの福田と遊びほうけているんだそう。そこで、一番出来のいい弟子だった後藤さんに秘伝書を渡そうと考えたのです。

息子の素行が良くなるようにお願いしましょう、と横丁の人達が阪神子を神社に連れて行った後、横丁に現れたのがチュートリアルの2人。「どうやらここが はなつき横丁みたいやな」。「どうやら?確信がないならそんなこと言うなよ!お前みたいなヤツがおるから、琵琶湖は近畿の水がめと呼ばれとるんや!」と去年の『M-1グランプリ』の漫才並みに、福田さんの言葉に徳井さんがあさっての方から突っ込みます。さらに「俺にばっかり小遣いをせびらすな!お前みたいなヤツがおるから俺はこんなにハンサムなんや」と男前ランキング3年連続1位の栄光もネタに。そして義実はまた阪神子から金をもらって福田と遊びに行ってしまいます。

でも、義実が仕事もせずに遊び歩いているのには理由がありました。昔から偉大な父親と比べられ、さらには「後藤くんが息子だったら良かったのに」とまで言われて傷つき、遊びに走ったのです。「オレはオヤジにも後藤さんにも勝てへん。お笑いコンテストではフットボールアワーに連敗、連敗。おまけにこの間はブラックマヨネーズや!」。涙ながらに語る徳井さんのリアルな心の叫び…。そんな徳井さんに後藤さんが「そうか、チュートリアル…」。ナイスアドリブでした。そして、息子の本当の気持ちを知った阪神子は義実と和解。そして義実は店を継ぐため修行をすることになり、福田もたこはんを手伝うことになったのでした。

奇しくも今回の『横丁へよ~こちょ!』では、男前ランキングとブサイクランキングで殿堂入りした2人が同じ舞台に立ちました。劇中では岩尾さんが徳井さんの写真を破り、「破っても男前や…。オレ、もう破れてるやん…」と自らの顔の造作を嘆く場面も(笑)。今週は『新喜劇フー!』(GAORA)のリピート放送もあって、そこでは徳井さんがニセHGとして、本物のHGによく似たコスチュームで登場。ただの男前ならできないことだけど、さすがは徳井先生だ。今日の『チュートリアリズム』も期待してますぜ。

『横丁へよ~こちょ!』番組サイト:http://www.asahi.co.jp/yokocho/

※追記※

DVD『永久保存版 吉本ギャグ100連発』の第4弾・第5弾として、『横丁へよ~こちょ!』編が出ます。チュートリアルも少し出てるみたいです。これを取り上げた記事はコチラ

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2005年9月 5日 (月)

この親にしてこの子あり

いよいよ昨日から今年の『M-1グランプリ』も開幕しましたが、土曜日深夜の『やりすぎコージー』では第3回 もうひとつのM-1グランプリ」を開催。こちらは本家と違って「M-1」の「M」は「身内」の「M」。芸人さんたちは一番近しい身内である、お父さんやお母さんの書いたネタで優勝に挑みます。今回出場したのは、いずれも2003年の本家『M-1グランプリ』決勝に出場した面々。アメリカザリガニ2丁拳銃、そして当時の優勝コンビのフットボールアワーです。

トップバッターのアメリカザリガニは、ボケの平井さんのお母さんが書いたネタで、タイトルは「仕事をするなら」。いきなり2人で声を合わせて「ハーイ、アメリカザリガニでーすっ!」といつもと違う出だし。夏にするならどんな仕事が良い?という話でしたが、お母さん、「ライフセーバー」を「ライフサーバー」とケアレスミス。それでも、2人は台本どおりの漫才を展開します。結局、やっぱり漫才師が一番良いということになり、最後も声を合わせて「頑張りま~す!」…これでおしまい。斬新なスタイルのネタを考えたお母さんは恋多き女性で、今も時々平井さんに再婚話をほのめかすのだとか。元モデルということもあって交際範囲は広く、芸能界の方ともいろんな感じでお付き合いがあるらしいです。

続いて登場したのがフットボールアワー。ネタを書くのはツッコミの後藤さんのお父さん。ギターが趣味で、紹介VTRではフラメンコっぽい曲を弾いていました。そんなお父さんが書いたネタは「保険」。気にかかっていることの1つなんだそうです。内容は岩尾さんの髪が薄くなっていることから、ハゲた時におりる保険がないかという話になり、そこから最近多い保険のCMに出たいとつながるのですが、「(ギャラは)お安くしておきますよ、保険会社さ~ん!」と岩尾さんが叫んだ後、それには一切触れず、話は外交員のおばちゃんのことへ。そして、そもそも微妙だったボケとツッコミの役割が、この辺からいつもと逆になっていきます。結局、最後は岩尾さんが「もうええわ!」。…この世界に入って初めての「もうええわ」。こんなことでもなければ、体験できなかったでしょう。

最後は二丁拳銃。ボケの小堀さんのお母さんがネタを書きますが、小堀さんはこの番組の『好きよあなた芸人奥さんフォトグランプリ』で奥さんとお子さんを披露しており、今回のご両親の登場で身内の主要メンバーは全員出演したことになります。取材スタッフが実家で話を聞くと、お母さんと話している時にもお父さんが「ちょっとかまへんか?」とやさしい口調で邪魔します。そのお父さん、漫才については「横山やすしさんのように迫力出して」、音楽の方は「あれは歌とは聞こえない歌い方」と厳しいお言葉。お父さんは元カラオケの先生なんだそうです。そして、「カラオケボックスで95点を出した」と自慢げに話すと、お母さんが「もう、ええ!」…これぞ夫婦漫才。奇しくもお母さんのネタのタイトルは「夫婦」。「どこへ行くのも一緒だけど、ケンカばっかり」だの「6月のなんばグランド花月の時にはパンを100個以上お客さんにばらまいた」だのとさりげなく自分達夫婦をアピールする内容でしたが、実はこのお父さんとお母さん、一度離婚して復縁したんだそうです。

結局、この戦いを制したのはフットボールアワー。本家と合わせて二冠を達成しました。

それにしても、芸人さんってやっぱり家庭環境がちょっと面白いですね。変わったエピソードの1つや2つ提供してくれるぐらいは当たり前なのかも。

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2005年9月 2日 (金)

ブサイク A GO-GO!

吉本芸人ブサイクランキングで3年連続1位に選ばれ、殿堂入りという不名誉な称号でおなじみのフットボールアワー・岩尾さん。でも実は岩尾さん、大阪に住んでいたころから裏原宿に通うようなおしゃれに敏感な方だったのです。…というわけで、今回のファンダンゴTV『御影のツボ』では放送作家の高須光聖さんの「裏原宿はどこからどこまでか?」という疑問に答えるべく、岩尾さんがこのおしゃれエリアを案内しました。

『御影のツボ』は以前『第三のツボ』として放送されていて、吉本の芸人さん達が出したDVDを紹介する番組。高須さんと板尾創路さんがMCです。新装開店した『御影のツボ』では、外に出ていろいろなことを知ろうというコーナーが登場し、その第1回がウラハラを達人・岩尾さんに案内してもらおうというものでした。

待ち合わせは表参道と明治通りの交差点にあるGAP前。そこに現れた岩尾さんは、ツバの使い方次第でハットにもキャップにもなる帽子をかぶり、友達のデザイナーがやっている店のTシャツとローライズのデニムといういでたち。いきなり帽子の形を突っ込まれ、デニムは「下げすぎじゃないのか?」と言われる始末。残念ながら高須さんと板尾さんには分かってもらえなかったみたいです。でも板尾さん曰く、「友達にデザイナーがいる」というのはポイントが高いそうで、おしゃれ芸能人には必ずデザイナーの友達がいるんだとか。なるほど。雑誌でもおしゃれといわれる人のインタビューを読むとそんなことが書いてありますね。

そして岩尾さんのご案内で3人はウラハラを探索。まだ開店していない店の前では「閉まっている店の中を見る方法」を披露。普通に眺めるとウィンドーに反射して中がよく見えないので、“原宿っ子”達はウィンドーに顔をつけ、両手で覆いを作って光が入らないようにして見るのだそうです。「原宿っ子でなくとも、こういう場合はそうするんじゃないか?」という高須さんと板尾さんの突っ込みはたぶん正論。でもポイントは、見る方法じゃなくて、無理をしてでも品揃えをチェックするってことじゃないのかな?スニーカーショップでは金色のスニーカーを見て「非売品かと思った」とか「こんなの履くと思ったら、前日眠れない」と言う高須さんと板尾さん。ここではもはや品揃えより、暑い日のロケだったせいで店の中の冷房がよく効いていることを喜び、終始ウラハラの感覚にはついていけない様子でした(笑)。

そんな2人の案内人の岩尾さんは、自らを「おしゃれではないけど、ウラハラのような雰囲気にあこがれている」とコメント。出かける時には、服装が決まらないと出かけるのがイヤになってしまうそう。この日も何を着るか迷って集合時間に遅刻し、ロケ場所を下見した後で着替えたのだとか。理由は「下見中にウィンドーに映る自分の服装を見て、納得いかなかったから」。確かに、誰でも「OK!」と思って出かけたのに、途中でがっくりすることってありますね。でも、何せ「ブサイクランキング1位」の岩尾さん。これが邪魔して、高須さんと板尾さんには何を言っても面白い話にしか聞こえなかったみたいです。あまりにも偉大すぎる称号…。

岩尾さん行きつけのカフェで喉を潤した後、ウラハラ巡りも後半へ…というところで、今回はおしまい。次回、果たして岩尾さんと高須さん・板尾さんの感覚のギャップは縮まるでしょうか?19日の放送が楽しみです。

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2005年7月14日 (木)

基本はリアクション

「鶴の間」効果なのか、今日は今までで一番アクセス数が多かったです。ありがたや、ありがたや。

今日は「ジャイケルマクソン」。地上波では、たぶん関西ローカルの番組で、レギュラーメンバーはフットボールアワー中川家、そして陣内智則さんの「マクソン5」。4月からの新番組のようです。今月からはスカパーのGAORAでも放送されるようになり、私はそれで見ているのですが、1回目から順番にやっているので、まだ皆さんの服装が春らしい…(笑)。

今回のゲストは、お懐かしや、たけし軍団から、そのまんま東さん、ガダルカナルタカさん、松尾伴内さん、井出らっきょさん、グレート義太夫さん、なべやかんさんの6人。「スーパージョッキー」とかで体を張っていたのも今は昔、リアクション芸は後輩達に引き継がれ、先達はそんなものからすっぱり足を…洗えないというか、洗わせてもらえないんですね、これが。

マクソン5チームと軍団チームはヘッドボーリングというゲームで対戦。やり方は、エアホッケーを頭を使ってプレーするような感じなんですが、パックの代わりに使うのは、ボーリングのボール…。だから、相手から転がってきたボールを頭で止めて、頭で押し返すわけですね。だから、ここで1つ痛いリアクションが取れる。で、罰ゲームはおなじみ熱湯風呂!試合は軍団チームが負けて、まさにスーパージョッキーの熱湯コマーシャルの再現となりました。いやもうすばらしい。皆さん、勘所を押さえていらっしゃる。最初は1人ずつ入っていたものの、最後は皆さん入り乱れ、でもちゃんとタイミングは狙っている(笑)と。久しぶりに井出さんの宮尾すすむさんのモノマネも見られました。

で、結局、勝ったはずのマクソン5も入らされる羽目に。そこでフットの後藤さんの心からの叫びこんなことしなくても良いように漫才頑張ったのにぃ~っ!」本当にそうだったんでしょう。そして、そう思って頑張っている若手芸人もたくさんいるでしょう。しかし、M-1で優勝し、東京進出を果たしながらも熱湯風呂…。涙さえ誘う雄叫びでしたわ。

最近、吉本ファンダンゴTVでは「よしもとNSC通信講座」という番組が始まり、先日はその中で「リアクションのとり方」みたいな講義をやってました。養成所ってこんなことも教えるんですね。目指すのは、ダチョウ倶楽部じゃなくてたけし軍団だっ!

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